#203 うつ病発症14日目・発症後348日目 ~長い長い療養生活の始まり~

今日は前置きなしで,うつ病経過を記録していきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)

【過去のこと・思い出したこと(発症14日目)】

・7月23日㈫:さて,前日の7月22日,僕は「逃げる」ことに成功し,愛知県刈谷市から熊本県の実家まで「逃げ」のびてきました。

「逃げる」の最中は,意識が朦朧としたり,悔しくてたくさん泣いたりしていました。こんなボロボロの状態で,7月22日の午後8時42分に実家に到着しました。

実家にたどり着くまでの間は,「何もかもできなくなってしまう」といった絶望感に襲われていたような気がします。あんまり記憶が定かではありませんが(笑)

「何もかもできなくなってしまう」という絶望感にさいなまれていたので,彼女にも「距離を置こう」みたいなLINEをしてしまっています。「僕はもう何もできない」「何もかも断ち切って,社会から隔離して治療しなきゃ」,そんな気分だったような気がします。

社会から隔離して治療するようなシロモノじゃないんですけどね,うつ病は。社会を認識する方法が間違っていたことがうつ病の原因だと僕は思っているので,社会から一切隔離してしまうよりは,できる範囲で社会と関わっていったほうがいいと思います。その中で,社会・世界を認識する方法を再構築する必要があります。

「距離を置こう」なんて書いておきながら,その翌日に早速,僕はLINEしちゃってます。こうやって,気分がコロコロ変わっていました。脳みそがバグって,情緒不安定になっていたんです。

「〇〇(彼女の名前)のために稼いだお金全部使ってきました」「うつ病になったのはあなたのせいです」的なLINEを送っています。いくら病気で情緒不安定とはいえ,言っていいことと悪いことがあると思うんですが,こんなひどいメッセージを送っています。情緒が安定した途端に謝罪LINEを送っていますが,そんなんで許されるものでもありません。

とにかく,荒れていました。「病気だから」「言いたいことを言えずにためこんでいたから病気になった」という大義名分のもと,ぶちまいてしまいました。受け止めてくれた彼女には心から感謝しています。

この日のLINEを見ると,やっぱり僕はめちゃくちゃお金にとらわれています。でも,今から振り返れば,そもそも僕は幸せを感じる生活を送るのにそれほどお金がいらないにもかかわらず,バカだなと思います。家賃・光熱費と整体費用,あとYou Tubeのプレミアム会員の月額1180円に加えて西野亮廣エンタメ研究所の月会費1000円,合計約18万円/月あれば幸せな生活が送れます。つまり,僕は毎月18万円の収入を確保できれば,健康で文化的な暮らしをして幸せになれるんです。趣味と娯楽は,You Tubeと西野亮廣エンタメ研究所と図書館で本を借りていれば満たされます。僕の場合,毎月約2000円(電気代別途)で充分な娯楽が手に入るんです。で,残りの約17万8000円で,自分のフィジカルとメンタルを健康に保つことができ,娯楽を享受することができます。

このように,僕が幸せな生活を送るために必要なお金は,これくらいで足りるんですが,ただ,もっとお金を稼いでみたいという思いはあります。自分の価値を最大限にマネタイズしてみたいという夢です。もちろん,稼いだお金全部を自分の懐に収めても仕方がない=幸せの程度が大きく上昇しないので,自分の懐に収めようとは思いません。月額18万円(家賃が更に3万円下がれば月額15万円でよい)で,幸せ100%のうち80%~90%は満たされるんです。僕の場合は。月額18万円あれば,雨風がしのげて,見てくれもそこまで悪くない住居に住み,普通に電気・ガス・水道を使って,普通に美味しいものを食べて,身体とメンタルを健康に保った上で,好きな娯楽も手に入るのです。だから,月額18万円で幸せ100%のうち80%~90%が手に入るのはウソじゃない。

じゃあ,僕が稼いだお金で何をしてみたいのかというと,弁護士業界の常識をぶっ壊してみたいんです。僕の場合,月額18万円を,弁護士業以外の方法でコンスタントに稼げるなら,僕の弁護士報酬はゼロでいいはずです,計算上は。

とはいえ,弁護士業務を進める上では,どうしても,今現在のクソアナログなシステムだと,事務作業に人手が必要になります。書面を印刷したり,書面で記録を管理したりする手間がかかるからです。だから,事務作業を僕の代わりにしてもらうための事務員を雇用する費用=給料がどうしても必要になります。

だから,↑の自分が生きていくのに必要なだけのお金+事務員の給料+事務所の家賃光熱費+コピー機リース費用その他・・,全部足し合わせると,毎月100万円くらいは売上が必要になってくると思います。

これだけの売上を,弁護士業以外で作り出すことができれば,僕の弁護士報酬は無料でいいんです。

こういった手法は,既に西野亮廣さんが実践しています。西野さんは,マネタイズをオンラインサロンの月額1000円に集中させていて,絵本やビジネス書の出版は,西野亮廣エンタメ研究所の広告宣伝費と捉えています。だから,本の出版売上は全額,また別の広告(オンラインサロンの加入者を増やすための広告)の費用として使われています。

こういう感じで,僕にとっての弁護士業が,僕がマネタイズを集中させるべき事業の広告的にな存在になれば,弁護士報酬は無料でもいいわけです。

無料までしてしまうと,独禁法が規制する「廉価販売」に当たりそうな気もしますが,僕らの仕事には「原価」がなく,原価を基準に「廉価」かどうかを判定することはできません。だから,弁護士報酬を無料にすることが独禁法違反であると認定するのは難しいかもしれません。

今は,こういう感じで,かつてお金にとらわれていたことがバカらしいと思えるほどに,自分がそこまでお金なくても幸せになれることに気づくことができています。そういった,自分にとって幸せを感じられる収入水準が明確になったおかげで,「自分が毎月どれくらい稼ぐ必要があるのか」「その稼ぐべき金額を,どういったビジネスで確保するのか」を考えることができるようになりました。

もちろん,今は独り暮らしなので,毎月18万円で幸せな生活ができますが,結婚して子どもが生まれたりすると,この金額は増えるかもしれません。でも,結婚したら奥さんの収入も加わるわけで,そうすると,僕にとっての幸せな生活を送るための月額収入は,それほど増えないかもしれません。

かつての僕は,本当にお金にとらわれていました。「借金を早く返済しなきゃ」とそればかり思っていましたから。まあ,そのおかげで,僕の収入にしては驚異的なスピードで司法修習貸与金(330万円)も含め,借金全てを完済できたわけですが(笑)。

うつ病になったおかげで,自分がそれほどお金を稼がなくても幸せを感じられることがわかったのは,本当に大きな収穫です。

まだまだ妄想の段階ではありますが,弁護士報酬ゼロ円に向けて,少しずつ頑張っていこうと思います。まあ,現実問題,すぐにゼロ円にするんじゃなくって,弁護士以外のマネタイズが進むにつれて,徐々に報酬基準を下げていこうとは思っています。

本当に実現できるかどうかは未来のことだから知りません(笑)

そんな簡単に行くとはを思っていませんが,いつの日か,弁護士報酬を無料にしても,僕自身と雇用している事務員みんなの給料を確保できるような世界がやってきたら嬉しいと思っています。

話を戻しますが,この日(7月23日)は,外出することなく,ゆっくりしていました。睡眠時間は記録されていませんが,充分眠れたようです。

→今日はここまで

【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症348日目)】

・今日できた仕事・勉強

今日は休日でした。午前中にローソンの「お試し引換券祭り」でローソンをはしごしたり,図書館に本を返却して新しく借りたりしていたら疲れてしまったので,何も勉強していません。

・仕事・勉強以外に今日やったこと

今日は午前中に↑のようにせかせかと動き回った後,ダラダラとYou Tube見てました。それと,午後3時頃からは友達と電話してました。その後,このブログを書いています。

【今日のうつ病】

昨晩は12時10頃に布団に入りました。昨日のブログで「ココ最近は寝付きが良い」なんて書いていたら,案の定,昨晩は寝付きが悪かったです(笑)。完全には寝付けない状態が午前1時30分頃まで続いて,外の電車の音が気になってきたので,耳栓をつけたらなんとか寝付けました。寝付きが悪かったのに,朝7時くらいに目が覚めてしまい「ああ,今日はあんまり眠れなかったなぁ。調子悪いだろうなぁ」なんて思っていたら,8時30分まで二度寝できたので,調子を取り戻しました。今日は,絶好調ではありませんが,寝付き悪かったにしては,だいぶ調子が良いです。去年までの僕なら,寝付きが悪いと,そのまま真っ逆さまに調子が急降下してしまっていたのですが,今は,調子が悪くなりそうでも,なんとか途中で踏みとどまることができるようになっていて,回復を感じています。今日も朝からバーピージャンプ20秒できたので,よかったです。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!

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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから1時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。

※このブログの内容は,僕の所属する企業や団体とは一切関係ありません。あくまで僕個人の意見です。


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