同僚の皆さんにはゆっくりと休んでほしいです。
【 自己紹介 】
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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
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【 今日のトピック:ゆっくりする 】
さてさて、今日は金曜日で、明日から土日です。
僕は公務員で、キレイに土日と祝日が休みです。
最近の公務員に休日出勤なんてあるはずもなく・・・なんてわけでもなくて、特に僕が所属する児童相談所では、休日出勤や夜間当番もあります。
これは別に、サービス残業を強要されているわけではなくて、児童相談所は24時間365日いつでも虐待通告を受けられるようにしなきゃいけなくて、土日休日と夜間の当番は業務のうちです。
ただ、僕はこの夜間当番と休日出勤は課せられていません。というか、通告を受け付けられるのは、法律上、「児童福祉司たる資格を有する者」に限定されているので、児童福祉司たる資格を有しない僕は、虐待通告を受けられる立場にありません。
だから、夜間や休日に待機していても、法律上役立たないので、法的に「お荷物」です。
こういった形式的な話だけでなく、実質的にも、僕は役立ちません。通告を受け付けるスキルがないからです。
通告を受け付けるって、ただ通告の電話を聞けばそれでいいかというと、そんなことありません。通告の対象となった家庭を訪問して、子どもから話を聞いたり、親から話を聞いたりしなきゃいけないのです。
これって、知識と経験が必要なんです。その知識と経験が、僕にはありません。
「通告の受付」って、まず最初に、通告内容がどんなものかをきちんと聞き取る必要があります。ただただ相手の話を聞けばいいわけではなく、「泣き声が聞こえた」なら、いつ、どこで、どんな泣き声がどれくらいの時間、どこから聞こえたのか、とかそんなことを限られた時間で通告者から聞き取らなきゃいけなくて、そのためには、きちんとこちらからも質問を投げかけなきゃいけません。
で、家庭訪問したら、通告内容の事実を確認すればそれでいいわけではなく、現場に行ったら通告とは全く違う状況が待っている可能性もあります。
お母さんが赤ちゃんの首に手をかけていたりなど、めちゃくちゃに緊迫した場面に遭遇することもあります。その際に、お母さんと話をしてクールダウンしてもらったり、どうしても落ち着かないなら、子どもを児童相談所に連れてくる(=一時保護する)という判断も、その場で下さなきゃいけません。
しかも、夜間こそ、人間は不安定になりやすいです。暗くなると、どうしても、不安を抱く人が多くなります。
そんな不安定な人たちと対峙して、子どもを守らなきゃいけません。
はたまた、粗暴な不良少年を相手にしなきゃいけないこともあります。そうなると、子どもを守りながらも、自分の身を守る必要もあります。
大変な仕事です。本当に、僕は毎日脱帽しています。
だから、休みの日はゆっくりと休んでほしいです。夜間も休日もきちんと休んでいる僕でさえ、疲労でヘトヘトですから、夜間や休日に駆り出されている職員の皆さんは、どれだけ疲労が蓄積されているのでしょうか・・・。
まあ、僕はかなり体力がない方なので、僕と一緒にするのはよくないですよね笑。皆さん、もっともっとタフです。
ただ、誰しも「24時間タタカエル」わけではないでしょうから、きちんと休息をとってほしいです。
僕も、久しぶりになんの予定もない土日を過ごせるので、思いっきり昼寝しようと思います笑
それではまた明日!・・・↓
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