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カトラリーの裏の刻印は、とても大切

こんにちは!ラッキーウッドの小林です。
ラッキーウッドのカトラリーを製造している、小林工業株式会社の5代目となります。

今日は、カトラリーの裏に押されている刻印のお話し。

写真は、ラッキーウッド「デラックス」のイチゴスプーンたちの裏に押されている刻印です。
丸ラッキーと呼んでいる、1980年以前のデザインに押されているタイプ。
それと、18-10ステンレスの素材表示と、国名を表示しています!

世界で義務付けられているのは、素材名と原産国表示。
製造者は無くても輸出入はできます。

でも、誰が製造したのか、何かあったらどこへ連絡すればいいのか、
それを表示しているのがブランド名で、つまりは
何かあった時の「製造物責任」を、明確にしているのです。

他社のデザインを模倣したり、そういうことをしないのは当然ですが、
ブランドや社名を表示するだけでも、もしたまたま同じデザインだったとしても他社品と「区別が出来る」ため、同じものではないという判断になる場合があるそうです。
もちろん、模倣はいけませんが、ブラント名の刻印というのは、それがあるだけでアピール度の高い、重要な情報との認識があるのです。

でも、何より一番大切なのは、
お客様がご使用時に、不具合や問題が発生した場合に、責任をもって対応させていただきます。という、安心の証 の役割です。

「何かありましたら、私に電話してください」なのです。

4代目小林正一が、バイヤーズブランドにあこがれて、考えたブランド名とマークが、60年以上前から同じスタイルで、ラッキーウッド「デラックス」等々のスプーンたちの裏に押されています。

打刻印による深い刻印は、絶対に取れません。
何十年ご使用されても、しっかりとご確認いただける方式を、先人たちは選び、それを私たちも、引き継いでいます。

安心して、日々の食卓でご使用いただけるように。
いつも、心を込めたものづくりを。


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