神田愛山・昼の茶会@らくごカフェ(2022/06/30)【講談編#13】

こんばんは。飯山大五郎です。

今日は神田愛山・昼の茶会に行ってきました。会場は、お馴染みのらくごカフェさん。愛山先生はらくごカフェで毎月独演会を開いておられますが、偶数月はお昼開催。ワンドリンク付で2000円という、めちゃくちゃお得な会です。

まくらではカラオケの話題から、森雄二とサザンクロスの「足手まとい」を披露され(!)上機嫌なご様子の愛山先生。さて、今日はどんな読み物が聞けますやら。

○「清水次郎長伝 法印大五郎」神田愛山

前席は清水次郎長伝より「法印大五郎」。2月から思わぬ形で連続読みがはじまり、今日は三話目。賭場を荒らしていた法印・大五郎が実は次郎長の仇と知り合いで、大五郎が次郎長の身内となって秋葉の火祭りへ仇討ちに向かう…というところ。大五郎に怒りをおぼえていたところから、仇だとわかってからの次郎長の態度の変わり方が可笑しい。

〈お仲入り〉

休憩です笑(10分)

○「講談私小説 引き幕」神田愛山

後席は講談私小説より「引き幕」。品川陽吉(愛山先生)の師匠、二代目品川陽山(二代目山陽先生)の晩年を描いたもの。時系列的には、『桂馬の高跳び』のあとでしょうか。衰えゆく師匠の姿に複雑な心境を持ちつつも、高座の上では芸人魂でもって、衰えた姿を見せまいとする師匠に、陽吉は改めて尊敬の念を持ったのではないかと思います。

いやあ面白かった。それではまた。

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