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「東京ロンダリング」原田ひ香

東京ロンダリングは
事故物件に何日か泊まることによって
お金がもらえる上に
とまるところのない人にとっては都合の良い仕事であり
事故物件を持っている人にとっては
ロンダリングされた部屋は事故物件である説明をしなくても良いといつ
メリットが生まれる

そんなシステムの中で
ロンダリングに関わる人の
心理状態を
追従していくような作品です

あっという間に読み終えてしまいました。

原田ひ香さんの作品は
「三千円の使いかた」から
始まりました。

何がそんなに惹かれるのか?
自分で分からないのです

でも、いったん
読み始めるのと
最後まで読まないと眠れない(゜o゜;

子育て始めて
小説を読まなくなりました。

かれこれ
20年近く全く小説読んでなかった

なのに
この原田ひ香さんの作品
続けて
次の作品
また、次の作品
中毒症状なのでは?

自分に問いかけるほど
読まずにはいられない

なぜなのだろう?

心に残る
やるせなさ
他人と関わっているけど
どうすることもできない
寂しさ

つかまえどころのない
心細さ

言葉にすると
私の中から出てくるのは
そんな言葉だけど

ナンだろう?
読まずにはいられない
そんな作品です。

絶対読んでください

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