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才能と努力

努力って、無駄なのかもしれない、と思う。
自然な形で続かないものは、
長くは続かない。

過度な努力という名の力みは、
バランスを崩させたり、
バランスを悪くしたりする。

結局はありのままが一番だと気がつく。

ありのまま、伸び伸びといる方が、
健康で、パワフルで、自分の能力も最大限に生かせる。

すごい人は、最初からその資質を持っていて、
それが、表に現れただけ。

すごくなくても、全ては、
自分の持っているものが現れているだけ。

自分が持っていないものは、
現れようもない。

だから、違う人間にもなれないし、
憧れの人にもなれないし、
なる必要もないのだろう。

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坂本龍一さんの「音楽は自由にする」を読んでいる。

坂本龍一さんは、昔とてもハンサムだった。
そして、学生時代から、トリッキーで格好良い生き方をしていた。

すごい才能も持っていた人。

さらりと文章に書いていることが、
坂本龍一さんとっては、何でもないことでも、
私のような凡人からしたら、1つ1つがすごい。

でも、才能を持っている人は、
それが当たり前だから、
すごいことだとは、思わないんだろう。

自分の1部でしかないのだろう。

とてもモテた人だったようだ。
(学生時代、振られた女の先輩が自殺してしまうほど‥)

私は、坂本龍一さんを、音楽で有名なオジサンで、
真面目で堅物のツマラナイ人なのかと、
誤解していた。

坂本龍一さんについて、名前と顔写真以外、
何も知らなかったから。

自伝を読んで、こんなに面白くて、
格好良い生き方をした人だったのか、
と思った。

もし、同じ時代に、同じ学校のクラスメイトだったら、すごく憧れただろうな、と思う。

メディア出ているイメージだけでは、
その人のことは分からないな、
と思った。

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