自分に正直に

私はよく、美人で人気者の人を見ると、
前世でよっぽど行いが良かったのかな～とか考えていたのだけれど、

前世とかなくて、

前世で良いことしたからとか、
悪いことしたからとかでなくて、
自分でこれにしようと選んだ個性で生まれて来たのだとしたら、

別に美人でなくても、
人好きのする性格でなくても、
口下手でも、
この自分が良いと思ったのかもしれない。


前世がないから、来世もなくて、
良いこと貯金を積んだから、
来世ラッキーな人生とかもないから、

ただただ今の人生、
自分に正直に生きていけば良い。

ただ、今世で、自分で撒いた種は自分で回収することになるかもだけれど。


上手な自分の貫き方が分かればいいのに、と思う。

それは多分、上手にすることで、
傷つかないとかでなくて、

傷ついても、
ちゃんと回復できる傷つき方をする、
とかそういのだと思う。

美人繋がりで、
今、バチェロレッテ３を観ている。

人間模様を観察するのが好きだ。

特に恋愛バラエティーは、
人間模様が観察できる最たるものだと思う。
（TVショーなので脚色はあるにせよ）

バチェロレッテ３は、今のところ
ちょっと可哀想な展開にも見えるけれど、
（今後は分からないけれど）

そういうコンセプトで作られているから、
そう思うだけで、

主人公（？）の女性も、
周りの男性も、自分らしく自分の人生を生きているだけで、

別に可哀想とかじゃないと思う。

人間同士のコミュニケーションはとれているし、
それぞれの人の生き方、ポリシーがあるだけで、
そこに恋愛要素を絡めているから、

ちょっと無理もあるけど、
それぞれの人の個性が際立ったり、
頑張っている姿、相手を思いやろうとする姿勢を見ることが出来る。


その一部を多少の脚色はあるにせよ、
多くの視聴者に見せてくれるというのは、

誰かに影響を与えると思うし、
それは別に恋愛に対して考えさせられるだけじゃなくて、

人としての思いやりとか、
生き方とか、
立ち振る舞いとか、
言葉遣いとか、

綺麗な景色とか、
綺麗な服とか、

友情とか、
皆で楽しんでる雰囲気であったりとか、

色々ある。

大人になると、
こんなに沢山の様々な種類の大人の心の動きとか、
葛藤とか、思いやりとか、気遣いとか、
友情とか観る機会はないから、

大人の男たちが、
集まって、話し合って、思いやり合うのを観るのは、面白い。

もちろん、バチェロレッテとして君臨する
唯一の女性亜樹さんの在り方も、
大変勉強になる。

それは、別にモテようとしてるとかではなく、

女性が１人だけという特殊な環境の中でも、
自分を見失わず、卑屈にも傲慢にもならず、
自分らしくいる大変さを見せてもらっているという感じである。

（人生では、男性の中の女性１人でなくても、
何かの中でマイノリティになることって、
よくあるから）


バチェロレッテ３は、まだ終わってないけれど、
私は、どんな終わり方であれ、

視聴させていただいて、
楽しかったし、
色々、勉強になった。

私は、亜樹さんは亜樹さんらしく生きるべきだし、
あれで良いと思う。

そして、同じように、
周りの男性も、
自分の心に正直に生きているだけなのなら、
あれで良いのだと思う。

現実は、
誰もが納得するようなハッピーエンドばっかりじゃないから、

そんな中でも、誠意を持って、精一杯周りの人と共に生きていくのが人生だと思うから、

どんな形であれ、
皆それぞれ、自分らしく生きる姿を見せて欲しいと思う。

テレビ番組でも、人生でも、
一時期そういう設定の中で、
役割を与えられているだけなんだよね、と思う。
どんな状況でも。

因みに私は北森さん押しです。
（誰も聞いてない）