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エール

シャックリが出た時 10秒位 指で耳の穴を音が聞こえへんようになるまで押さえたら止まるで!

どうも👋🏼Mr.ランジェリーです👙

アタシが17歳の時、友達が彼女に浮気された挙句
浮気相手のグループにボコボコにされ、その日から引きこもりになり、電話をしても出ず、家に行っても出て来ず数カ月の月日が流れた時、アタシのポケベルにアイツの家の電話番号が…
慌ててアイツに電話をした
アイツは細い声で
「俺、この数ヶ月色々考えたけど仕返しする気にも 
 ならんし、俺がこのまま消えたほうがええんか 
 な?
 明日の夜9時にベランダから飛び降りるから 
 皆で俺の最後見届けてくれへん?」
そう言って電話が切れた
その後何度もかけ直したが電話線が抜かれていた
明日の夜9時?
明日はアイツの誕生日で9時はおそらく産まれた時間かな?
アタシは急いで友達に連絡をして次の日にアイツのマンションのベランダの下へ集まるよう声をかけた

そこはアイツの親父さんが経営している運送会社の駐車場だった

次の日の夜7時過ぎ、5人の友達とアタシは沢山の
ジッポオイルと六本のチョークを持って集まり
親父さんとお母さんに事情を説明し
下手に喋ると危険なのでアタシ達に任せてくれと説得し了承を得た

トラックのヘッドライトを手掛かりにアスファルトに文字を書きジッポオイルをまく

20時50分
作業を終えたアタシ達は暗い駐車場の真ん中で
アイツのベランダを見上げていた

21時
アイツが出てきた
ベランダの手摺りを両手で握り顔を覗かせたと同時に皆でジッポに火を付け書いた所へ投げた

ジッポオイルを吸い込んだアスファルトは
勢よく火で文字を描いた

HappyBirthday 17

アイツの目に映し出された炎が手摺にかかっていた両手を離させそのまま部屋へと戻った

それを確認したアタシ達は親父さん達と消火活動を
し、親父さんとお母さんが泣きながらアタシ達に
感謝を伝えていると痩せ細ったアイツも泣きながらゆっくり歩いて来た…

数日後…
生きる気力を取り戻したアイツはアイツのやり方で
自分の道を切り開いて行った

人はふとした瞬間に生きる気力を失う時がある

でも、失ったものは必ず取り戻せるし、それ以上の
結果を残す

頼れる人がいないと思い込んでるだけで、
貴方の事を大切に思ってる人は必ずおるんやから

アタシはnoteを通じて皆様にエールを送り続けます

Happy Birthday🎂

#この経験に学べ

寂しがりなので温かいコメント頂けたら幸いです✨

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