創立記念日に肉まんを
先日、わが社は創立22周年を迎えた。
山あり谷ありの人生の中で、自分の会社の創立記念日は誕生日を迎えるのともちょっと違う感慨がある。
と言いながら、今まで創立記念に特別なことはして来なかったのだけどもね。
今年は新規事業もスタートさせたし、22っていう数字も何か特別な意味合いがあるような気がして、ささやかでも記念の品を用意したいと思い立ったんだ、うん、急に。
祝いの品の定番っていったら、紅白まんじゅうだよねっ、昔から!
と思ったけど、
なにしろ急に思い立ったもんだから、その日にすぐ手配はムリ。
じゃあ、どうしようかな、と考えて、
紅白じゃないけど「まんじゅう」つながりで肉まんはどうだ!
と思いついた。
なんだかほわほわふっくらした肉まんなら、事業や夢が膨らむって感じするよね?
っていうゲン担ぎみたいなところもあるし、
わが社がある横浜には肉まんの名店も数多くある。
さっそくその名店のひとつに赴き(近くにあるんだ)、
開店前の準備で忙しい店員さんを捕まえて事情を説明。
後で取りに来るから、と肉まん記念品の包みを用意してもらうことにした。
用意してもらった記念の肉まんを社員に配ったら、
「え?なぜに肉まん?」と目をパチクリしつつ
「でも、このお店の肉まん、美味しいんですよねぇ!」と顔をほころばせた。
そうなんだよ!うまいんだよね、ここの肉まん。
みんながニコニコ顔になって、
それぞれの場で同じおいしいものを食べて、
「おいしかったね」と言い合えるような
そういう記念品がボクの会社には合ってるような気がするんだ。
たとえ定番じゃなくてもね。
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