実母と義母(娘と嫁)
嫁姑問題は、万国共通らしいですが、日本は特に互いの住まいが近かったり、長男は跡継ぎのような考えが残っているせいか、より顕著な問題だと思います。
親ガチャや毒親という言葉があるように
実の親子、義理の親子それぞれ悩みも多いと聞きます。距離の取り方が難しいですよね。
今回読んだ本は
村井理子さんの「実母と義母」です。
村井さんと実母、義母の実話。村上さんは、
現在ご両親、お兄様を亡くされています。
ご実家との関係が思うようにならぬまま急にお別れになってしまった今。亡くなった家族の希望や想いを引き継ぐ村井さんの強い意志に心打たれました。
村井さんの義両親、特に義母様は失礼ながらものすごく強烈キャラ。実母様と義母様は対照的な生き方。取っ替え引っ替え引っ掻き回されたのにも関わらず、彼女たちの立場に立って理解をする村井さんを心から尊敬します。
きっと義母からしたら大切な息子をとられた
思いがあって、嫁としては育ちも違う環境へ嫁いでいくわけですから、そりゃもう大変。嫁は三階に家なしと私の祖母も言っていました。
この本に出てくる義母や実母への言葉ツッコミは、全て愛があるのです。だから読んでいてすごく嫌な気持ちがしない。このテーマでそれがすごいと思いました。
自分が子供をもうけた時にそのルーツとなる人たちですから、どんなにむかっときてもやはり尊敬と敬愛の思いでいるべきだと改めて思いました。
この本を読めば誰もが、家族を見る目に変化現れさらに良い関係が生まれると思います。
それにしても村井さんはよくこの環境や出来事を乗り越えてこられたなと思います。私だったら絶対無理(泣)与えられた状況を前向きに楽しむところまで行けたらこっちのもん!ですね☺️
あらゆる人間関係のヒントが満載!
みなさま是非