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Gemini と 自己調整学習 と ICT の融合 〜アイディア編〜

前回の内容は上記ページになります。

今回は、アイディア編です。


理学療法士国家試験の構成

午前:100問 合計140点
時間:2時間40分
午後:100問 合計140点
時間:2時間40分

問題001〜020:実地 1問3点
問題021〜050:専門 1問1点
問題051〜100:基礎 1問1点

合格点168点以上

国家試験合格に向けて必要な初期段階

問題051〜100:基礎については、午前・午後は合計100点となります。
その中で、解剖学・運動学・生理学といった分野に関連した問題が、52%出題されています。
この解剖学・運動学・生理学の理解が国家試験受験までにどれだけ暗記・理解ができるか?が合格に向けて重要なポイントになります。

生徒自身の全国での立ち位置を理解させる。

3年制専門学校の2年生の時期にどれだけ暗記・理解ができるか?が国家試験合格に向けて重要なポイントです。
毎年、年度末の2月末から3月上旬に以下の全国模試を受験しています。

全国模試を受験することで、生徒自身の立ち位置を確認させることができます。

目標設定

全国模試で60点以上!

目標達成に向けて

この目標に向かってタイトルにもあるようにGemini と 自己調整学習 と ICT を活用して、自己調整学習を促す取り組みを実施しています。

実力模試の施行

この目標を達成するために2月に学校独自の実力模試を週に1回、合計3回実施しています。

生徒自身がどの分野が苦手で、何を学習すべきなのか?を理解しやすくするために実力模試の問題は100問として、問題毎に大分類、中分類、小分類という分類を独自に分けています。

毎回、模試の結果を生徒へ個別に提示し、結果を表示できるようにしています。

模試の結果をもとに生徒が学習するべき、内容を問題集として提示しています。

取り組みに向けての準備

1. 過去15年分の国家試験過去問を分野別に割り振る

基礎問題過去15年分を分野を独自に分類し、問題集を作成する。
問題数は1500問であり、解剖学・運動学・生理学に即した問題を抽出し、問題集を作成しました。

利用したもの

  • Google フォーム

  • Google スプレッドシート

  • Google Apps Script

  • Looker studio


それぞれの組み合わせ

模試の内容について毎日20問づつ Google フォーム で問題を解きます。
Google フォーム を解いたら問題と解答のPDFファイルをダウンロードできるようにコメントも残しています。

その問題の分野も同様に、大分類、中分類、小分類を設定し、生徒へ個別に苦手分野を学習できるようにしています。

模試の内容と日々のテストに関して、振り返りを毎日行い、苦手分野を克服するために、

過去15年分の国家試験過去問を分野別に割り振った問題の中から、

苦手な分野を解いて学習します。

終わりに

次回は、 Google フォーム を解いた問題について、GeminiAPIを活用したアイディアについて記載させていただきます。

拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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