不登校について思うこと
先日、大分県玖珠町にこの春開校した「学びの多様化学校」を見学してきました。
こども主導で「みんなが主役」というコンセプトが素晴らしく、ぜひとも子どもを通わせたい!と思うくらいステキな学校なのですが、学びの多様化学校はいわゆる不登校特例校。
不登校の実績がないと通えません。
私は今の活動を始めたきっかけが、大本をたどれば親友の不登校だったことにあります。
そんな私が「不登校」について思う事。
不登校になるって、勇気のいること。
学校が辛くても「学校は行かないといけない所」という思い込みで休みたいと言えない子ども、「休みたい」と言えても、その気持ちを親が認めず、無理やり行かせる親もいるでしょう。
不登校になりたくてもなれない子は、学びの多様化学校に行く権利を与えられない。。。
「休みたい」という自分の気持ちを言えずに我慢してしまう子が、夏休み明けに自死してしまうのではないだろうか?
不登校児童の数はどんどん増えてるから、「行きたくない」と言いやすい世の中になってるって事なのかなぁ。
学びの多様化学校は今年度は全国で35校。5年で300校の開校を目指すとか。
不登校の実績のある子だけでなく、行きたくないと言えずに頑張って通っている子も、自分らしく学べる学校を選べる世の中になるといいなと思います。
ちなみにフリースクールも増えているけど、基本的に民間経営だから義務教育に通うより何倍もお金かかるし、不登校の対策は公立学校でやるべきと考えています。