処女がおっパブ嬢になる話②



どうも処女です!

この挨拶一回きりにしようと思ったけど、結構評判良かったから定番にします



「処女がおっパブ嬢になった話」、2話目は体験入店のことについてお話ししていこうと思います、あまりの初体験の連続に、脳みそが追いつかなくなったのを覚えています

書きたいことが沢山あるので、体験入店編は2回に分けて書きます


それでは本日もお付き合いください!


【爆音と眩い光とわたし】

「帰りたい、帰りたい」

そう呟きながら栄えている街を抜けて、少し静かで怪しげな通りを歩いているわたしは側から見たら不審者だったのでしょうか、それとも奇しくも周りによく馴染んでたのでしょうか

そこにはたくさんの、看板を持った女の子、今日楽しむ店を探してる既にギンギンの男、嘘みたいに光を放つ看板がわたしを待っていました

目に飛び込んでくる「女子大生とキスできちゃう❗️」「おっぱい触り放題❗️」という文字列に、わたしは本当にこういう世界に足を踏み入れてしまったのだなと、その時実感させられたのです



「目的地到着です」

震える手で握りしめていたスマホが、「おっぱい触られて金稼いでこいよ」と言いたげに、お店に着いたのを教えてくれました


お店の前にいたとても可愛い女の子に話しかけると、「下で店長待ってるから行っておいで」と優しく声かけしてくれました

こんな可愛い子のおっぱいをお金払えば触れるなんてそりゃ繁盛するわな、なんてことを考えながら、一歩一歩階段を降り扉を開くと


大爆音で流れるアイドルソング、ギラッギラの照明、制服の女の子…


たくさんの情報量にクラクラしていると店長らしくない若い男性が「お待ちしてました」と、はにかみながら面接する場に案内してくれました



お店が用意してる履歴書を書き終えると面接が始まりました
「何日くらい入れる?」「どのくらい稼ぎたいとかある?」「就活忙しくない?」等、聞かれたことに淡々と答えていました

あまりにも普通のことばかりに聞かれるので拍子抜けしていると、「最後になるんだけど…」と改まって店長がわたしに、


「おっぱい触られる覚悟はあるかな?」


その一言にわたしは背筋が伸びました
そうです、わたしは今から様々な人間におっぱいを触られまくるのです


「あるわけないだろー‼️」って叫んで逃げちゃおっかななんてふざけたことも頭によぎりましたが

その覚悟できました、お願いします」

わたしは今までにないくらいの大きな声ではっきりと答えました、それはまるで私自身にも言い聞かせるようでした


【純白のブラジャー ¥6000】

ありがたいことに合格をいただき、さっそく着替えましょうと渡された制服は


・パンツ丸見え確定演出鬼短スカート
・胸がギッチギチになるXSワイシャツ

スカートに関しては「もっと長いやつないですよね?」と聞いてしまうくらい短かったです
(統一でそれですよと言われました)


着替えて表に出ると、すぐに裏に連れて行かれて「だめだよ〜このお店はみんなノーブラだから外してねっ」と笑いながら言われました

ノーブラで接客!?

あんなに真剣に店選びしてたのに、お金のことばっかりに集中して、ノーブラと書かれていたのに気づけませんでした


混乱しながらも見せびらかすと思って気合を入れてつけてきた勝負下着を泣く泣く外し、ついにおっパブ譲としてのはじめてのステージに踏み出したのです


【オールコンプリート】

その日は既に満員で、着替えてすぐに初めてのお客様に着くことになりました


はじめての客は30代のスーツを着たイケおじでした、こんな真面目そうな人も来るんだなと衝撃でした

緊張しすぎて10秒ほど沈黙したのち、第一声にはあまりにもふさわしくないであろう「おっぱい好きなんですか?」なんでトンチキなことを聞いてしまったのですが、運良く、「おもしれー女」になることに成功し、笑っていただいたわたしは調子に乗って

「処女なのにおっパブ嬢になっちゃったんですよね(笑)」


と、笑ってもらう気満々で言うと、急に目つきが変わり

「てことは、おっぱい触られるのも俺がはじめて?」

と私の胸をガバッと掴み揉みはじめました

そうですこのおじさんは「はじめて厨」だったのです、女の子から何かしらのはじめてを奪うのが大好きな変態おじさんだったのです

思い返せば、最初に体入と言った時も「俺がはじめての客ってことか!」とはじめて厨の兆候があったのに気づけませんでした、無念


そこからは私のはじめてをオールコンプする勢いでどんどん色んなことを試していきました

「俺がはじめて?」と聞かれた集

・ドリンクをいただいたとき
・手を繋いだとき
・太もも触られたとき
・乳首を触られたとき

全部に「うん!はじめて!」と返して、イケおじがニヘラニヘラと興奮している時に

「〇〇さんお願いします」

見計らったかのようなタイミングで、席から抜けてきてくださいという意味の言葉がお店に響きました

わたしは一か八か「はじめての指名もらってくれない?」と最高に作り上げた猫撫で声で問いかけると、「よく言えました」と言われ、初めての場内指名とやらをゲットしました


私はこの世のチョロさに驚きました
こんなのでお金が沢山もらえるならと私のこのお店で働く決心がその時固まったのでした


【次回予告】


体入が順調に進んでたわたしに大きな試練がやってきます、どうやって乗り越えたか、そしてわたしはいくら手にしたのか、次回もお楽しみに!




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