見出し画像

本〚東大ファッション論集中講座〛著:平芳裕子

 ファッション文化に興味を持ったのは
〚おしゃれと身だしなみの違い〛を接客業時代に教え込まれたとき。
 おしゃれと身だしなみのその先に何かがあると探り出してから。
 自分の目を楽しませるのがお洒落で、人の目に不快に映らないような見せ方は身だしなみ。
 更に上級者で、人生に余裕がある方の一部が実践しておられることは、相手が心地よくなる見せ方で服を纏う。
 ファッションに興味を持ち出した。
 私自身が、何を買ったり着たりすると言うよりも、ファッションの概念に興味を持ち出した。

 前例で言うと、例えば、夏の熱い日、相手の目を涼やかに見せるよう、薄くて透け感のある生地を選んで出かける方が居られる事を知った。
この方のような思考・嗜好を持つ方は私にとってのファッションモデルであり。

 身だしなみとお洒落の先を行く服の着方、こんなファッションの遊び方が粋だなと感じたことは興味を持った事の始まり。

 調べてみたところ、ファッションは学問としてはまだ始まったばかりで、あまり学術書や論文が存在しないことが判明。

そんな中、最初に読んだ本は
〚東大ファッション論 集中講座〛

 私の幼馴染のお母様が大学で服飾学を教えていたしていたので、古くからある学問なのかと思っていたのですが。
 ファッションを学問として扱うことは少し異なるよう。ファッションには流行があり、たえず移ろいゆくことや、庶民が楽しむようになってまだ日が浅いこともあるのが、学問としての認知が浅い一因だとか。

 身だしなみとお洒落の先を行く、ウィットにとんだファッションで相手の目を楽しませる。
 私もこの感覚を自分に取り入れたく人間観察を続ける次第であり。

いいなと思ったら応援しよう!