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第七天国
昨日は、映画「第七天国」を観賞
この映画は、1927年のモノクロのサイレント映画で、第一回アカデミー賞の監督、作品、女優等々各賞を受賞している。
サイレント映画なので、英語と日本語の字幕があるのだが、この映画の場合、柳下美里さんのピアノ演奏が行われた点が見もの。
映画に合わせて、110分の長きにわたり、ピアノを引き続けたのは素晴らしいと思った。
チャップリンの「キッド」、「黄金狂時代」もサイレント映画だったが、演奏が入るとまた違う趣きがあった。
そういえば、40年前、「ナポレオン」というサイレント映画を観たが、フランス・コッポラのお父さんの、カーマイン・コッポラ指揮によるオーケストラによる演奏が行われたことを思い出した。
エンドは、主役夫婦の夫が戦争から帰還する場面で終わるのだが、夫は生きて帰って来たのか、あるいは死者の魂のような形で帰って来たのか。
どちらにも解釈できそうなのだが、
モノクロフィルムが白く光ったような感じで、私は後者の解釈をして観終わった。
主役のジャネット・ゲイナーが、可憐で、とても美しかった。