2.ロンドン・カナダで初めて過ごす夜
2.前回の続きであります。カナダに到着し迎える初夜について書きました。
幾つの駅で停まったのだろうか、今自分はどこにいるのだろうか
窓の外の景色を幾度と見ても違いが全く分からない。バス自分が降りるのはロンドンで終点だからまだ大丈夫だろうか。フライトでの疲れがどっと出てきていた。私はまるで一個の荷物の様に抵抗する事なくバスの振動に揺られていた。本来ならば日本では一睡して朝9時頃だから無理も無い。
辺りはもう真っ暗だった。気がつけば目的地に着いた。叔父さんと落ち合う。
私はカナ