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話すことで楽になることもある

介護は辛いことが多い

介護って辛いことが多いんですよほんと。

だって他人の排便を処理したり、オムツ処理したり、なんでかわかんないけど怒られたり、こちらの指示が通らずにサービスができなかったり、いきなり拒否が出たり…。

これ、全部他の職員さんに共有ができたら少しは楽になるんでしょうけど、全部を共有するのはなかなか厳しいところがあります。

なぜかというとその場での報告が難しいからです。

職員さん自体が足らないというのもあります。
実際のところはチームワークで乗り越えられることが大半ではありますが、それでも圧倒的に施設数に対して働く人数が少ないのが現状です。

最初の頃は先輩がついているので聞ける・話せることが多いですが、独り立ちした後は、話せるタイミングに職員さんがいないということが多いです。

話せるタイミングで話せないとため込んでしまうので、独り立ちしたばかりの人にはかなりつらい状況だと思います。私はこの時期はかなり辛かったです。

自分のやり方があっているのかもわからない。先輩と同じやり方をしているつもりでもなぜか拒否をされてしまう。
これで困っている職員さんも多いかと思います。


聞きたいことがあってもその場でないとうまく伝えられないという事はありますよね。さらにその場の雰囲気や環境によっても教えてもらった介助ではできないこともあります。

独り立ちして業務が増えその中で小さな問題が起きても、それを聞こうとせずそのまま次の業務に移るなんてザラにあります。
(のちに聞きますよもちろん)

それだけ介護職員さんは忙しいのです。
イメージだけで言うと利用者さんの話を聞いて汚い介助や大変な介助を行う。誰でもできる仕事でしょ。という印象を持っている方が多いかもしれません。

でも介護職員さんはすべてが業務で常に身体と頭を使っています。
業務が終わって帰る時には慣れるまではかなり疲れるでしょう。

働いてくれている方々は、誰でも簡単にできる仕事ではなく、プロの仕事という認識をもって働いてくれています。

少しでも疑問に思ったことは聞いてほしい。そうすることで頭でも覚えるし次回似たような状態になったとき、実践できるから。

私は、相談員で働いているときにこう伝えていました。
それで実際に困ってそうな状況を見たときは、聞かれる前にこちらから声をかけに行って、疑問を解決していっていました。

冒頭でも話した通り介護業界では働く人が足りません。
なのでこうやって教える人というのが、管理者や本部の人等忙しい人たちが自分の仕事に加えてやっていることが多いです。

こういった人たちに話すのもいいのですが、現場と違うところで見ているというのもあり、あまり自分にとって良い答えになって返ってくることはありません。

一番いいのは現場で一緒に働いている職員同士での会話。

これがあることで、愚痴も言いやすくなり、介助のやり方の方法などもわかりやすく教えてくれることが多いです。

時間がたってしまったことでもはめ込まず吐き出すこと。

これを習慣づけておけば、常に心に余裕が生まれてくるので、仕事につぶされることは無くなります。

これはどの業界でも同じです。
同じ目線で働いている人・上司に必ず相談・報告をする習慣をつけて、心に少し余裕をもって仕事に励んでくださいね。



介護ってどう始めればいい?・介護の施設選びで困ってるから助言が欲しい・施設にはどんな種類があるのか知りたい・家族で介護をしたいけどどうすればいいかわからない・介護してるけど○○で悩んでるから助言をしてほしい等で、困っている・相談する場所がわからないという方々のお力になれたらなと思います。何かご相談事があれば、気軽に下記にご相談ください♪

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