WISC‐V研修会 備忘録②
WISC‐Ⅴ事例検討会、2回目の参加を終えました。今回もまた、検討会内で得た新たな学びを、備忘録的に残したいと思います。
・WISC実施の際には「何を見るためのWISC実施か」をはっきりさせる。また、解釈は日常の実態とあっていることが大切。
・ASDはWISCを特有の力で解決している。例えば、ASDの場合WMIの力が強いというよりは、記銘力(長期記憶)が強くその力で解いている。そのため、ASDの診断がある、ASDだとわかる場合には、ASD特有の解釈が必要。
・流動性推理の低い人には、マニュアル=うまくやるためのコツ、が有効。
・WMIの弱さ:聞き間違い、聞き漏らし、これに起因する授業の誤学習、暗算困難、今やるべきことの忘却、忘れ物や紛失…といった形で現れる
こういった解釈を、実際の事例をもとにして進められ、書籍やマニュアルからだけでは得られない知識がまた増えました。
次回9月の実施もまた、レポートしたいと思います。
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