算命学 五行の水
今回は五行の水の性質について説明したいと思います。
水には陽のエネルギー(壬)と陰のエネルギー(癸)があります。
壬(大海)の個性
海の人は、ゆったりとした大きな心を持ち、あらゆるものを飲み込んでしまう包容力のある人です。
そして、止まることを知らず、どこへでも流れていける自由な生き方を望んでいるタイプ
型にはめられたり、束縛されたりすることを極端に嫌います。
いつも夢とロマンを追い求め、好奇心と冒険心を胸に秘めています。
旅が好きで、思い立ったらどんな危険な場所でも出かけていきます。
目的がはっきりしない時や気が乗らない時は動こうとしません。
スケールの大きいことを望む。実力が伴わないと波乱の人生になってしまいます。
欠点としては、環境に流されやすいので、自分の生きる目標をしっかり持つことが大切です。
海の人は助けてもらえない宿命の人。幸運をつかむには、自分自身の実力で勝ち取るしかありません。
また、異性との交際には気をつけましょう。
癸(雨露)の個性
目的が達成されるまでには時間がかかる傾向にある。
小さな積み重ねがあってこそ、大きな運の開運につながる。
水はどんな形にも変形ができることから、どんな環境にも、どんな人にも合わせられる順応性を持ち合わせている。
ただ、どんな場合でも時間がかかるのが玉にきず。
見た目はクールで冷たい人と見られがちですが、本質は慈愛にあふれ、母性愛が強い人です。
勤勉で忍耐力もあり、規則や道徳を重んじるまじめな人。
また、情にもろく神経質なところもあります。
欠点としては、心配性のあまり、些細なことに振り回されやすいこと。
物事を悪い方へ悪い方へ解釈してしまうのが特徴。
また、これと決めたことは、どんな状況下にあっても諦めず続けることです。最低でも10~20年は続けなければよい結果は出ません。
以上五行の水の個性でした。