My Game Award 2018
所属するゲーム同人誌を作るサークル『ゆずもデザイン』代表のPinさんがゲームブロガー内の企画として10年以上続けている、『My Game Award』が毎年見ていて楽しそうだな〜って思っていたので、今年は私も参加してみることにした。
ちなみに、My Game Awardは、その年に発売されたタイトルの中から選ぶアワードではなく、その年に選者がプレイしたタイトルの中から優れたタイトルを選ぶアワードですのでご注意を。
10位:バーチャファイター3tb(DC)
サークルで11月にリリースした同人誌『バーチャファイターの熱波』の影響で、当時やりきれずになんとなく止めてしまった『VF3』熱が20年ぶりぐらいに再熱。愛媛県の片田舎在住なので簡単に対戦できる環境はないのだが、ドリームキャストの移植版をプレイするだけでも楽しい。というかコマンド入力の練習だけなんだけどね(笑)。おかげで、対戦やっている現役のPinさんと対戦したときは何も出来ず。次あったときはせめて試合のかたちになるぐらいは反確の知識とコマンド入れられるようにしておきたい。
9位:Time Machine(iOS)
息子からの勧めでプレイをしたスマホゲー。荒廃した未来の子孫にタイムマシーン越しにアイテムを渡して、そのリアクションを見たり会話を交流をするゲームなのだがシナリオ、会話の質が非常にツボった。水ひとつで本気で喜ぶ子孫は本当にかわいく、脱力系のグラフィックとは裏腹に、ひたむきに生きる子孫の姿が良い作品だった。リプレイちょっとかったるかったけど。
8位:My Child Lebensborn(iOS)
ゲームシステムは9位の『Time Machine』と似た感じのリソースを管理していくアドベンチャーだが、こちらは史実を取り扱ったタイトル。終戦後のノルウェイでレーベンスボルンが迫害される様子をゲームという媒体で追体験する訳だが、こんな重いテーマで、チョイチョイ「この話は史実である」と表示されて人の業の深さや、愚かさを知れる。プレイ後はどんよりした気分になりつつも、このような史実をビデオゲームを通して体感、知ることができてよかったと思ったと同時に、ビデオゲームでしか出来ない追体験なども確実にあると感じた作品だった。
7位:アーケードアーカイブス パンチアウト(Switch)
中学生の頃、いきつけのゲーセンでよくプレイしていたタイトルが『アケアカ』で帰ってきた! 『パンチアウト』は敵のロジックを読んで攻略ができるので、プレイして学んだことを攻略に活かせて、俺上手くなった! と純粋に感じることができる楽しさや、KOでの爽快感もあり、今プレイしてもすごく楽しめた。プレイヤーのワイヤーフレームや個性豊かな対戦相手などアーケードの任天堂もキレてたなぁ〜。
6位:Minit(Steam)
1分しか行動できなくてどーするの? と思うがプレイヤーはどんどん知識を得ていき、強くてニューゲームを繰り返す。リプレイに苦痛を感じない仕組みにとても関心した。どんだけ頑張っても1分で死ぬので、1分以内にクリアすることを考えてどんどん最適解を繰り返す。RTAをゲームシステムに組み込んだら面白いんじゃね? みたいな感じ。モノクロのレトロ調グラフィックやサクッと遊べるゲームの規模もよかった。
5位:フォートナイト(Switch)
バトロワ系やってみたいんだよな〜。と思いつつずっと手をつけていなかったのだが、Switchでリリースされたのを機にプレイ。クソエイムでお馴染みの私なので、なかなか勝ち残ることは出来ないが、やり方によってはトップ10ぐらいまでは入れる。ドン勝しなくてもプレイしていてテンション上がるので、プレイヤー分だけ楽しみがあるんだなーとバトロワ系の良さをしれたのだった。ヤグラ組むの楽しい。
4位:SEGA AGES ファンタシースター(Switch)
こちらも、5月のゲームレジェンドでリリースしたサークルの同人誌『ファンタシースター-31年目の原点-』の影響やら、記事執筆のためにオリジナルのマークⅢ版と共に1年通じてかなりプレイしたタイトル。30年ぶりにプレイして荒削りなシナリオやシステムを再確認するも、セガマークⅢ、マスターシステムで描くグラフィックの美しさ、FM音源のサウンド、3Dダンジョンなどは野心味あふれていて、ゲーム好きにもっと知って欲しいRPGだなと。今風の遊びやすいアレンジになったSwitch版は、苦行のようなメセタ稼ぎや経験値稼ぎがないバランス調整が入っているので、未プレイの方はぜひ。
3位:INFINOS外伝(Steam)
オールドな横STGのオマージュを感じる作品で、これだけきれいにまとまった作品はないのだろうか? と思える横シューの快作。爽快感だけでなくゲーム内の演出も優れていて、ゲーセンでSTGが好きだった人にはぜひオススメしたい作品。何も説明を見ずにプレイしても、それなりに進められるところなどアーケードライクなところもオススメしたいポイント。
2位:Dead Cells(Switch)
6位で紹介した『Minit』もそうだったが、リプレイをしても苦にならないシステム、もうちょっとやってみよう…とずるずるプレイしてしまう沼に招きいれてくれるのは良いゲームだと思う。アイテム取得、スキル割り振りでキャラを個性的に仕上げていくのも楽しかった。全体的に難易度は高い死にゲー的なところはあるものの、もういっちょ! と挑戦したくなるバランスがホント絶妙なんだな〜。
1位:Horizon Zero Dawn(PS4)
去年の発売時にスルーしていて、年末のセールで安くなっていたので購入したら、世間の評価どおりというかそれ以上に大当たり! ゾイドみたいな機械獣を弓矢で射る。こんなん無理ですやん! ってなデカイ機械獣を狩れるようになったときの達成感。ステルス要素、さらに機械獣を手なづけてライドするなどの自由さ、ゲームの世界に入り込む没頭感は本当によく出来ている。特に生まれたてから幼少期、成長したところまでのストーリーをきっちり描いて、世界観や主人公の使命をプレイさせながらインプットさせていく序盤は上手いな〜と関心した。まだ未クリアだが、物語の結末をこの世界に浸りながら感じてみたい。
以上、私のMy Game Award 2018でした。
次点はSEGA AGESの『ゲイングランド』(Switch)で。これはアーケードで未プレイだったのだが、ゲーセンで出会っていたらお目当てにしていたゲームの箸休めに、ちょっとずつプレイしただろうなーって思えたスルメゲーだった。
2018年に発売された大作は未プレイが多いので、今年はそれらのタイトルをプレイしたいなーと思う所存であります。