見出し画像

深遠の彼方 -折々 Single Origin- 2025

そうそれは愉しみ。
解りたいのではなく、深遠の彼方を只々堪能したいだけ。
悠久の刻を経た知恵と勇気が孤高にして佇む豊穣に漕ぎ出す。香酸酷風、伝えたくとも追いつかない言葉とともに。

GUATEMALA EL COLORIDO LACTIC NATURAL@WOODBERRY COFFEE OGIKUBO on Feb. 12th,2025

ラクティックナチュラルプロセスにより、乳酸菌発酵でマウスフィールを滑らかにし、豊かな酸味を引き出しました。
赤い花や果実、赤ワインを思わせる芳醇な香りに、トロピカルフルーツのような厚みのある味わい、ショコラティな余韻。
by POUR-OVER(using HARIO SWITCH)
👉☆☆初訪。ゲイシャを含む8種のラインナップは浅煎り酸味系が充実、甲乙つけ難い其々のフレーバーノートから自身の興味が導くままに。
大ぶりワイングラス形のシンプルな陶器茶碗でのサーブ。仄かに果実を感じる香りはゆったりとした芳醇さも伴い、舌先から包み込んでくるフルーティーは豊かで滑らか、奥で消えゆく後にややしっかりめのコクが浮かび上がりライトなチョコ風味の余韻とのバランスもとれて。時が経つに連れ徐々にフルーティーからジューシーへ、ショコラな余韻とのバランスは続く。香りは冷めてもそのままで。
HARIO SWITCHを使うことでの蒸らしと浸漬を組合わせたレシピにより、明るい酸味と滑らかな口当たりを両立との由。自社栽培×新発酵プロセス×拘り抽出=手仕事の結晶 との出逢い。

ブラジル サマンパイア農園@COFFEA EXLIBRIS KETTLE on Jan. 16th,25

レッドカトゥアイ種。タンクで70時間、イースト菌を使いアナエアロビック発酵させたロット。
熟したフルーツ、ナッツ ・アップル・シナモン、ブラウンシュガーの甘み、ミルクチョコレートの様な甘い後味。
by FRENCH PRESS
👉☆☆初訪。ゲイシャ含む7種から、今日はバランスよりも多彩な風味を感じられそうな機会を求めて。
細口で少し小ぶりのシックなマグに半量ほどサーブされ、残りはpressとともに。近づけると柔らかくフルーティーな芳香、まず果実の味わいが、続いてすぐに軽い甘みそしてコクが追いかける。暫く味わっていると徐々にジューシーさが際立ち始め、しっかり残るコクの余韻とのバランスが! 残半量を継ぎ足しあらためて口に含めば、最初とは異なり”ジューシー>コク”のバランスで拡がり変わらず甘い後味も続く。冷めてからも香りはしっかり。
自身にはややジューシーが立ち過ぎも機会へのセレクトは及第。

いいなと思ったら応援しよう!