物書きにとっての文字とは何なのか
あなたは、血で書いてみたことはありますか??
マインドスキャン☆
あなたは今、そう思いましたね?
これがマインドスキャンです(DOOON⭐︎)
「血で書く」
中々のパワーワードだよねこれ。
かっこよくない?
この言葉は元々藤原華さんていう一回目の創作大賞を受賞したお方が使ってたもの。藤原華さんのことはとっくに知ってる人の方が多いと思うけど、めちゃくちゃ書くってことにストイックに向き合ってるこの記事とこのパワーしかないワードがかなり気に入ったんだよね~!
詳しく知りたいって方はコチラの華さんの記事からどうぞ!
「血で書く」
これを読んだから僕は華さんのコンテスト「なぜ、私は書くのか」に応募する覚悟を決めた。
「ことば」ってさ、書いてる人がどれくらい本気でそれを書いたのかが読んだら分かるじゃない?
それが華さんの文章からはビンビンに感じられた。もう文字が燃えて見えた。「あ、この人はガチでやってんだな」ってのが一番に伝わった。本気の度合いがちげえやこの人はって思った。
これは僕が大好きな異国日記に出てくる超名言。まさにこの言葉が似あう文章だなと思った。
「すげえ」
もうそれしか出てこなかった。
そう言われた。(言ってない)
「そのとき僕は、まるで蛇に睨まれたカエルのように華さんの目を見ながら固まって動けなくなってしまった。」(会ってない)
今のは全部妄想だけど、
正直読まれるための努力ってなんか、読む人側へ擦り寄ってるみたいな感じがしてちょっと遠ざけてたんだよね・・・。
でも届けるための作業も立派な「書く」ことの一部なんだって分かった。読まれるための努力、それも含めて本気でやってるから僕はこの人の文章に「ことば」に心を動かされているんだってことにようやく気付いた。
その労力が「血」になるんだと。
そしてもう一つ、
マッパになれ。
そう華さんは言っていた。
すっぱだかになって書く、さらけ出す。
自分の全部を出す。
全部、全部出す。
それくらいしないと割に合わないんだなあって思った。人の時間を割いて読んでもらうってことはそれくらいの事なんだなあって。
でも、確かにそうなんだよね。
僕が好きなあの人の歌とか歌詞とか。好きな漫画や小説、アニメ、映画。そういう作品はもれなく全部本気だった。
音や文字、画面から本気が伝わってくるものばかりだった。だから面白かったし、だからこれを作った人はどんな人なんだろうって思って、他の作品を調べたり、特集が組まれた雑誌を買ったりもした。
今書いてて気付いた。僕はそういう本気の人が生み出した何かが好きだったんだわ。そういう人に強烈に憧れるし、そういう風になりたいとも思う。
だったら、自分でもやるしかないよね。
って事で、素っ裸んなって書いてみました。
素っ裸で書いてました。気が付いたら出血どころか内臓ぶち撒けて書いてました。書き終わったら佐々木小次郎のように内臓丸出しで倒れてました。
なんか自分が初めて物書きになれたような気がした。てか、物書きってみんなこんななの?こんなしんどい思いして書いてるの?
バカじゃね?
バカだけど、
めちゃくちゃかっけえじゃん。
しんどいけど超面白いじゃん。
今の自分の昇進本命本気で書いた。
まだまだ未熟なのも分かってる、だけど今の自分の最高点。それだけは自信を持って言える。
自分の最高点を叩き出してみて分かったことがある。
まず、すごい自分の作品に自信を持てる。
コンテストに応募した作品を見てみたら全然僕のよりたくさんいいねが付いてる作品はいっぱいあった。それでも自信を持って良いと思える。ここまで聞くとただの自信過剰なイタイ奴。
でもそれは違う(いや合ってる)、絶対違うと言える(絶対合ってる)。
この感覚が何なのかしばらく分からなかったんだけど考えながら書いてたらやっと分かった。
「この作品のファン1号って、オレじゃね?」
ということに。
ファンになった人が歌ってる曲とか出演してるドラマとかって友達にオススメしたくなるじゃん?多分その感覚なんだよね。
後出しで自分の作品を宣伝ってまあダサいかもしんないけどさ。だって良いって思ってんだよ!面白いもんコレ!是非読んでみて!
ダメだったらどこが面白くないかも言ってくれ!そしたら次もっといいやつ書くわ!
自分が憧れてる人達もこうやって頑張って何回も何回もやってたんだろうなーって思うと本当に頭が上がらない。すごすぎる、尊敬します。
実は創作大賞応募しようと思って作ってたんだけど全然間に合わなくて諦めたんだよね・・・いざ自分でやってみたらやる事多すぎて全然間に合わんかった。クリエイターってマジですごいんだなって思った。
憧れと自分の差に心折れそうになる瞬間は正直めちゃめちゃある。けど山頂の遠さを嘆いたって何にもならん。
だから今できることを頑張る!
それでしか憧れに近づくことはきっと出来ない。それにそうやって憧れとか目標に向かって近づいていることはけっこう嬉しいし楽しかったりするってことも分かったしね。
自分に失望することはそりゃ何回もあるけど、だからこそこんな自分でもここまでやれたって実感出来た時はほんとにサイコー!
そういうのを何回も繰り返す。
そうやって近づく。
そして
全部、全部出す!
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