ときどき日記(578)大阪万博ガス爆発の報道管制
この報道管制はひどい。マスコミは何の圧力に屈しているのか。
同じ地下からの湧出物でいえば、東京都の豊洲市場移転前に地下水から有害物質が検出されたということで、連日連夜ほぼすべてのマスコミが報じていたのを覚えている方も多いのではないか。
都知事も多少パフォーマンス的に前任者を悪者扱いし、自身の優位性を誇示するためだったとはいえ、連日会見を催していたと記憶する。
あの地下水はピットに湧いて出てきたとはいえ、地上に出ることはなく、ましてや利用することもない水だった。それをあれだけ報じたのだ。
一方、大阪万博の方は、地上に漏れ出してくるガスであり、引火爆発のおそれがあるものだ。実際に爆発したからYouTubeで知らせてくれた者が居る。
漏れ出ない水を、そして、使わない水を、つまり全く人に影響を及ぼさない水のことをあれだけ報じたのに、死人、それも入場料を払って入った善良な人、を出しかねないガスのことは報道されない。
これはどう考えても政治的なものだ。
人命よりも利権・利益・もうけの某党の党是がそうさせているとしか思えない。
大阪万博に多くの者が反対している。
死人を出してからでは遅い。