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ときどき日記(586)マイクロプラスチックを吸っている
「微細プラ 雲や雪にも混入」(2024/4/17日本経済新聞夕刊3版11面社会)として新聞記事が出ていた。
マイクロプラスチックはプラスチックごみが波や紫外線などで壊れることによって生じる。有害な化学物質を吸着するし、海に流れ込めば魚介類を通じて有害物質付きのプラスチックを食べることになる。
これまではもっぱら、マイクロプラスチック=海洋、として問題視されてきたが、雲水や雪からもマイクロプラスチックが検出されたという。つまり、大気中に浮遊していると言うことだ。
厄介なことに、当然、吸わされてしまうし、吸わされてしまうと肺に蓄積されるほか、より微細なものは血液中に入り込み全身に広がる。飲食物に混入したものとは異なり体外に排出されにくいとも。
大気中のマイクロプラスチックは雲の核になっている可能性もあるという。ただでさえ温暖化で雨量が増えた。それを憎悪させかねない。
車(タイヤ)由来のものと思われるプラスチックは都市部で検出された。タイヤがすり減った分が空気中に飛んでいるということだ。