ときどき日記(409)ストウハ⇒ストローハット⇒麦わら帽子⇒麦はストロー
「麦からストロー 英語で『麦わら』 こちらが『本物』」(2023/7/10日本経済新聞夕刊3版11面社会面)
若い頃、カドカワ映画が流行り、その文庫も読んだ。「見てから読むか、読んでから見るか」なんて言葉も宣伝に盛り込まれていた。
「麦わら⇒ストロー」という連想が頭の中に浮かぶと決まって「ストローハット⇒ストウハ」になり、映画「人間の証明」のテーマソングやその小説の中に出てくる西条八十の詩の一部が出てきて口ずさんでしまう。
歌の方は西条八十の詩をおそらく英訳した曲で「オーストーハー」(オールド・ストロー・ハット)と口ずさむし、詩もまともに一度も読んだことがないのに「母さん、あの古い麦わら帽子、どうしたでせうね(あえて「せうね」と口ずさむ)。ほら、あの夏の・・・」と、間違えていることを承知で口ずさむ。
麦はストローなのだ。
「六条大麦の産地である福井県で、麦の茎を加工し作るストローの生産が大詰めを迎えている。英語のストロー(STRAW)には『麦わら』の意味があり、生産者はプラスチック製より『元々こちらが本物』とPR。」(同紙)
一度〝本物〟のストローを使ってみたいが、期待が持てる。
私は普段、アイスコーヒーを飲むためならストローは使わないが、竹製のストローに出会えたので使ってみたところ上々であった。
子どもの頃にはキャンプで竹製の水筒を作り、実際に水を入れて飲んでみたこともある。
素材によっては味を引き立たせる効果も期待できる。
〝本物〟のストロー、大いに期待してしまう。
マイ箸のていでマイストローもいけるかも。
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