「プルーストとイカ」から学ぶ 〜読み聞かせは、なぜ良いのか?答えは〇〇だから〜
先日、生まれが9割の世界をどう生きるか https://a.r10.to/hk3bCD を読んだ。
同じ作者の、遺伝は教育に勝てるのか https://a.r10.to/hUme8k にも、書いてあったのだが、
親が子の学習にしてあげられることといえば、
静かにしていることと
読み聞かせをしてやること
が、効果があるとみとめられていることらしい。
では、なぜ、読み聞かせが学習に効果があるのか。
それが知りたくて、
「プルーストとイカ」
https://a.r10.to/hNRNbg
を読んだ。
問
なぜ、読み聞かせは子育てに良いのか
答え
読み聞かせは、読字プロセスに欠かせないから。
what
Q読字プロセスとは?
A字を読めるようになるためのプロセス
簡単にまとめると
ページにある線が文字だと気づく
文字が単語を作ることに気づく
単語は物語を作ることに気づく
物語は繰り返し読めることに気づく
その他にも、
・愛を感じること
・絵と言葉をマッチングさせること
・2〜5才は、一日に2〜4語覚えること
・人の話を聞くこと
・人に話しかけられること
・語彙数がないと文章が読めないこと
など、読み聞かせには多くのメリットがある
why
Qなぜ、読み聞かせが学力と関係あるのか。
A文字が読めなきゃ、勉強できんやん!って話。
読み聞かせをすると、文章を読めるようになる。
むしろ、読み聞かせをしないと文字を読めるようになるのに苦労する。
そりゃあ、学力下がるわな。
HOW
Qじゃあ、俺はどうする?
Aたくさん読み聞かせをしてやる。
無理矢理ではなくて、子が望むように、楽しむように。
プルーストとイカ、題名は変わっているけど、面白い。ソクラテスが文字に対して批判的だった事も知り、その理由が、現代の問題にも結びついていることも面白い。同じ作者が、デジタルの本と紙の本について書いた本がある。買ってみた。