【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと⑱
実は須藤家との出会いはこのご長男から。
すみません、やっぱ八ヶ岳はパスしました。
どう考えても無事到着のイメージが湧かず。
高速バスとローカルバスの接続、わずか10分。
Googleによればその間徒歩15分ぐらい?
3時間バス乗車後の足腰に猛ダッシュ?
乗り遅れると2時間近く待つ?
だったら車で行けば?という声も聞こえますが、
100店ちょいにレンタカー借りて3時間?
ガス代?高速代?そんな時間とお金の
浪費はできません、というのが正直なところ。
家庭のある真っ当な社会人のおっちゃんにはね。
真っ当なおっちゃんは毎週出かけんけどな。w
ま、地元の方向けなんでしょうね、おそらく。
ハイハイ、いつまで愚痴ってんだよ。w
そのうち循環バス走らせてくれるから、
泣かずに待ってようね。
で、次はたぶん今週末の多摩なので、
※ちょっと静岡までは遠いかなぁ
それまでのつなぎといえば失礼ですが。
私の収蔵品の中からご紹介します。
で、これまたみなさんお馴染み。
母と父、作家のご両親のご紹介を終え、
いよいよ須藤家のご長男、
陶芸家にして三日月窃盗団のギタリスト、
須藤忠隆さんの登場です。
ちなみに申し上げておきますが、
私は須藤家、もしくは東風舎から
一切なんの便宜も受けておりませんので。w
母には理解できない地道なツブツブワールド。
実は忠隆さんに出会ったのは結構古く、
関西にいた頃に関東遠征していた時代。
つまり10年ぐらい前になるでしょうか?
というわけで、こちらにあるのはこれ一客。
彼にすれば割とプレーンな作品でしょうか。
こんなにツブツブついてますけど。w
自宅にあるのはもっと高台が高いのやら、
もっとキラキラ光っているものやら、
ツブツブがこれ以上に、全周に
しこたまついているものがありますので。
とはいえ、彼の作品のエッセンス、
高台の処理、キラキラ感、そしてツブツブ。
それらの片鱗はご覧いただけると思います。
最初に彼のブースに行ったときのことは、
今でもよく覚えています。
忠隆さんは留守だったようで、
熱心に作品を紹介してくれたのは
近くでブースを開いていた
お母さまの陽子さんでした。
「このツブツブ、すごいでしょ?
1個1個スポイドみたいな道具で、
何時間もかけてくっつけてるのよ。
信じられないでしょ?」
そう言って笑った陽子さんが素敵で、
でもその作品はもっと素敵で。
一発で買おうと決めました。
ご本人はいませんでしたが。w
個人的にはなんというんでしょうか、
どことなく日本ではないような、
けれどもちろん欧米でもなく。
中近東とかそちらあたりの、
タージマハール感?
そんな感があるのかどうか知りませんが。w
そんな印象を感じました。
陶芸もイラストもバンドも、すべてが彼。
器の高さは約70mm。
日本茶党の私にとっては、
非常に扱いやすいサイズ感です。
周囲のツブツブは装飾だけではなく、
持ちやすさもぐっとアップしてくれますし。
んで、今回記事を書くにあたってSNSを
チェックしたりしたんですが、
忠隆さん、イラストも描くんですよねー。
それがまた独創的で個性的で。
そっちの世界でも十分やっていけそうな力量で。
陶芸やってイラスト描いてバンドやって、
なんかかっこよすぎませんかね?w
神様って不公平だよなー、ったく。
なーんて当たり前の事をいまだに思ってしまう、
いつまでも未成熟な私です、はい。w
ま、そんなアホな感想はともかく、
彼のあふれる才能が、今後どこへ向かうのか、
かなり気になります、少なくとも私は。
父と母から受け継いだもの、
そして自らが築き上げたもの。
それらがますます進化し、研ぎ澄まされ、
これからもあっと驚く新しい世界を
見せてくれることを期待しています!
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