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【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと①

たしか益子のイベだと思うんだけど…。

ホントは先週末、八ヶ岳のイベに
出かけたかったんですが、
諸般の事情でそれもかなわず。
今年の春夏の陶器市巡りは
これでひとまずほぼ終了かと。

これからどうしようということですが、
巻頭の画像をご覧のとおり、
我が家にはたくさんの陶器があります。
これらをボチボチ紹介していこうかなと。

陶器市巡り、何年やってるんですかねー?
10年以上はやってると思います。
地元関西はもちろん、九州から中国・四国、
中部、北陸、そして関東まで、
結構アチコチ行ってます。
※東北・北海道の方、すみません!

でも最初はこんなこと?になるとは
思っていなかったので、
分類やら整理がまったく追いつかずで。
しかも家人が好き勝手に使いまくるので、
カードや名刺が散逸したものも多数。
そのうえ自宅と東京に別々に保管しているので、
もうメッチャクチャです。w

というわけで、作品と作家さんが
たぶん一致しているであろう⁉作品から
少しずつご紹介していこうかと。
先に言っときますが、いつ、どこのイベで
買ったかはかなりあやふやです。
間違ってたらゴメンナサイ。
逆に皆さんからご一報いただけると嬉しいな、
ぐらいの心持ちでご紹介してまいります。

前置きが長くてすみません、
今日ご紹介するのは加藤博史さんの作品。
おそらく4〜5年ぐらい前、
東京に来て間もなくぐらいに
益子でゲットしたものではないかと。

美しいのに使える、器も人も希少です。

高さ約70mm。
手馴染みの良いサイズ感で
表面や内側は至ってプレーンな造作。
外側の織部グリーンが綺麗ですねー。

が、そう見せておいてのこの下半身!
高台の部分が波型というか雲形というか
ウネウネと、それでいてグッキリと、
見事なまでに美しく削り出されています。
そうしておいて4本の足だけを
ちゃーんと残すという、
お見事すぎるほどの仕上がり。

さらに画像でわかるか微妙ですが、
隣り合うこのウネウネ同士。
隙間がうまーく絶妙に残されていて、
織部の緑色をほんのり残している
ところがまた小憎らしい。w
大胆さと精密さ、そして静寂と躍動感、
そんな相反するものが素晴らしいバランスで
ギュンと凝縮されているように感じます。

先に述べたサイズ感と合わせて、
下の溝の部分に指がしっかりかかり、
非常に持ちやすくて実用性も文句なし。
こういう何気なさの中に自分らしさを
出せる作家さんって好きですわー。

切り出したばかりの青竹を丸ノミで削り、
ノミあとを焼き処理したような、
シンプルかつダイナミックな造形。
もう言う事無しの仕上がりですね。

コロナ禍で少し見失った感がありますが、
これからも益子には通いますので、
加藤さん、またお会いしましょうね!

接写下手だわーwいずれ再撮します!

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