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【収穫編】陶と暮らし2024へ行ってきた!①ー尾崎髙行さんー

二度目なのにすっかり馴染みの客ヅラで。

今回から秋の笠間、
陶と暮らし2024で出会った作品をご紹介します。
そう、カサマシコ弾丸ツアーの午後編。
私が脳天カチ割られたイベです。w

https://toutokurashi.com/

https://note.com/lucky_hebe153/n/n6b1c8aa56a92

約3ヶ月前ですね。
ずいぶん昔のような、そうでないような。

私、笠間の陶器市が結構好きでして。
いや、益子がどうとかいう話ではなくてね。w
いい意味でのコンパクトさ?
実際は春の陶炎祭など、
まったくコンパクトではないのですが。
特に秋の陶と暮らしは益子に比べて、
ということで。

しかしその陶と暮らしも隣接する会場、
つまり陶炎祭と同じ広場の一部での出店が
始まるなど、新たな試みとともに
規模はどんどん大きくなっているようです。

そんな規模感のお話はさておき、
私が笠間の陶器市が好きな理由は、
単純に好きな作家さんの密度が高い、
ということが一番大きいかもしれません。

今日ご紹介する尾崎髙行さんもその一人。
とはいえ、お会いしたのは前回の陶炎祭。
つまりまだ二度目なんですけどね。w

https://www.instagram.com/mugengama/?hl=ja

https://note.com/lucky_hebe153/n/nf9ec77413438

今回も尾崎さんのスペシャリテ、
「葉脈鎬(ようみゃくしのぎ)」の作品です。
前回春の陶炎祭で出会い、連れ帰った器とは
微妙に趣は異なりますが。

前回の器はもう少し飲み口が広く、
織部の緑が鮮やかな作品。
そして今回は少し飲み口が狭く、
全体に白っぽい仕上がりに。
※前回の作品は上の記事をご参照アレ↑

春の作品は初夏の山のようにおおらかで、
秋の作品は冬の雪山を摸したかのように
ぎゅっと引き締まっていて。

この2作品で夫婦湯呑、ペアカップ、
なーんてすんごいおしゃれだわー、
と勝手に独り言ちつつ連れ帰った次第。

世の夫婦〇〇的な作品を作りたい作家さん、
こういうところですよ、狙うべき方向は。w
色やサイズだけ変えてちゃ全然ダメダメ。
コンセプチュアルにいかんとね、そういうのは。
※すみません、ちょっと酔ってます

ま、私にとっての相方、うちの奥様が
そう思ってくれるかどうかは別ですが。w

春の作品、連れ帰って正解やったわー。

白っぽく見えるのは土の影響でしょうか。
全体的にはうっすら織部グリーンを
まとっているのですが、
ポチポチと白い成分がはぜており。
その景色が素晴らしく美しいのです。

そしてその色はただ一様なのではなく、
高台のところだけ少し茶色い地肌が覗いていて。
こんのー、わかってるなー、尾崎さんは。w

また前回の作品は、内側にもたっぷりと
織部グリーンの釉薬が敷き詰められていましたが、
今回の作品はほぼ素のまま、真っ茶色。
けれどそれがまた冬山っぽい、
枯れた葉や山肌をイメージさせてくれて。
やっぱよくわかってるわー、尾崎さんたら。w

で、もちろん外側全体は
「葉脈鎬(ようみゃくしのぎ)」がぐるりんと。
これだけでも抜群に使用感が良いと言うのに、
今回はあえて表面を粗めに仕上げているので、
まるで逆スパイクのごとく、
ガッツリと手のひらに密着。

これなら酔っ払った私の手からスピンオフ、
なんてこともなさそうです。
※やたら横文字使うなぁ、リアル酔っぱらいは

ナンチャッテ竜馬vsエセ陶芸愛好家。

器の高さは約75mm。
このねー、サイズ感がまたいいのよ、
尾崎氏の作品は。w
私の使い勝手をよくわかっていらっしゃるようで。
※たぶん知らんと思うけど

その他あれこれヒモ解いていきますと、
この尾崎さん、小学生から作陶を始めたとか、
東京出身にもかかわらず、なぜか私の地元に近い
信楽焼がベースになっているとか、
今回はなぜか袴姿ではなかったとか、
イジリどころ満載の方なんですが。

酔っ払いがそれをやりだすと
止まらなくなるので、今回はこのへんで。w

次回は笠間の陶炎祭ですかねー。
個展をやるようでしたら、
ぜひお知らせいただければ幸いです。

それではまた次回、春の正装、
ナンチャッテ竜馬姿でお会いしましょう!w

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