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第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫②】

私はご婦人に弱い、というわけではなく。

三条での戦利品、第二弾は漆器です。
タイトル変えなければならない危機感が。w
まあ、いいものはいいのでね。
とはいえ、またもや若干女性絡みですけれど。w

これまでの記事を読んでいただいている方は
薄々お気づきのことと思いますが、
私、ストレートすぎる作品は
あまり好みではありません。
絵に描いたようにきちんと作られた器とか、
いかにもなフォルムや色の漆芸とか。


会場で出会ったこちらの作品、
真っ青な漆や黄色く塗り上げられた高台など、
それだけでもちょい目を引くとは思いますが。
実はそれだけにとどまらず、
私が撮った下手な画像ではわかりにくいのですが、
パール調の粒子を漆に混ぜ込み、
光の当たり具合でほんのり光を
反射するのが特徴なんです。

日常使いなら水出しの日本茶、
夜なら焼酎の水割り、でしょうかねー。
お味噌汁程度の温度なら大丈夫らしいので、
カフェオレボウル代わりに使うのもいいかも。

研磨剤やハードなスポンジなどで
傷さえつけないようにすれば、
普通に洗って普通に使えるらしいです。

深海から海面を見上げたような独特の光彩。

高さ約90mm弱。
実はこちら、別のもう一点、
凹状になった側面を様々な色で塗り分けた
同形状の器があり、
どちらもいいなと品定めしておりました。

そこへ作品紹介のために現れたのが女性の方。
「何に使われるイメージですか?お酒とか?」
そう言いながら近づいてきたのは非常にお美しい、
簡単に言えば私の大好物のタイプでした、はい。w

実はこの方、
初日にちらりとお店を覗いたときから
美人さんがいるなーと気にはなっていて。
いや、ただ単にきれいだったからではなく、
隣の年配の親方らしき方の扱いがぞんざいだったり、
客がいるのに大きなあくびをしたりと、
いわゆる美人っぽくないとことが面白いなと。
※器見ずにどこ見てんだよ?

ストーリーはこちらで描く、それもまた楽し。

話を聞いてみるとご自分も作家さんらしく、
塗り方の難しさなんかを丁寧に説明してくれました。
こちら要明堂さんは
石川で活躍されている工房のようで、
あー加賀藩かー、さすがに城下町は美人多いなー、
などと彼女の説明は話半分かつ上の空。
なのに名前も聞けていないという体たらく。
イイんっすよ、あとはこっちの想像と
思い込みでカバーするから。w

そうそう、そういえば石川は地震もあったし、
オレなんもしてないし、
その応援も込みでいただこうかな?
なーんて、ほぼ彼女への応援代だと思いますが。
ま、簡単に言えばおじさん転がしに
まんまと乗ったということです。w

そういえばこちら、欠けたり割れたりの
メンテナンスもしてくれるんだとか。
いやいや、だからといって
あること無いこと理由にして山中温泉ツアーを
企てようとまでは思ってはいないので。
物書きは、できないことは
想像力で塗り込め、埋めるんですよ。
そう、ちょうど漆みたいにね。

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