【速報】益子陶器市2024秋へ行ってきた!完全版
今年も秋のカサマシコ、弾丸ツアーへ出発!
前回、何度かに分けて書き直しながら
仕上げる、という手法を試してみましたが、
読者数は増えず、成果は完全にイマイチ。w
私の記事の読者さんたちは
どうも一筋縄ではいかない方が多いようで。w
それはよーくわかってはいるのですが、
まだまだ忙しさが続き、以前のように
サクサク書き進められないので、
今回も何度かに分けて書き上げることに。
というのも、またもやカサマシコを
1日で回りきらなければならないという
恐ろしい日程になったため。
画像の整理だけでも結構時間がかかり…。
あーもう少し自由な時間がほしい!
と泣き言を言いつつ、
先に今年のカサマシコを総括すると、
「おやおや?」でしょうか。w
これが良い意味なのかそうでないのかは
このあとの記事の仕上がりをお楽しみに。
大丈夫じゃないのは、お前じゃないのか?
先にも書きましたが、今年の秋の
カサマシコツアーに許されたのはたった1日!
理由に関しては長くなるので割愛しますが、
この1日を有効に活用するため、
益子に向かったのは深夜を過ぎてから。
到着は夜も開けきらぬ丑三つ時でした。
これも恒例、駅の無料駐車場内で
仮眠を取りつつ、夜明けとともに活動開始。
なんだかこの行動パターンすら
恒例になりつつありますが。w
8時前ですので商店はどこもクローズ。
車も人通りもごくわずか。
例のごとく道中のGS跡地のカフェのみ
人だかりがありました。
城内坂の交差点からいよいよ本丸へ。
とは言え、まだどこも開店前。
テントもすべてカバーがかけられたままでした。
でもま、行きたい場所はほぼ決まっているので、
いつものように城内坂通りを進みつつ、
左手のテント村周辺から散策。
1日の間に笠間もパトロールしないといけないので、
まったく猶予はないのです!
ぼちぼちオープン準備を始めているテントを
覗き込みながら、めぼしいエリアをぐるぐると。
こちらの気持ちに余裕がないためか、
これはという作品にはなかなかお目にかかれず。
お気に入りの作家さんのブースでも、
あまり触手が伸びない状況が続きます。
そうこうしている間に陶芸の丘も通過し、
共販センター前のテント村エリアへ突入。
このあたり、今年少し店の数減ってない?
なんて思いつつ、この一帯でも手は伸びず。
そこから道祖土の交差点に向かって
左右のテント村も覗きつつ里山通りを進行。
アンティークショップを過ぎたあたりで折り返し、
見逃していたお店もチェックしつつ戻ります。
このあたりでようやく9時をまわり、
車も人通りも賑わってきました。
しかーし、ここまでわずかワンゴール!
例年なら3〜4個ぐらいはゲットしているはずなのに。
共販センター前に戻ってきたのが10時過ぎぐらい。
午前中で益子を切り上げる心づもりだったので、
ヘタをするとこの1個で切り上げるのか?
などとザワつきながら城内坂通りを駅方面へ。
今年は収穫すくねーなー。
そろそろオレも益子卒業かー?
などと毒づいていたのですが、
早朝まだ開いていなかった通り沿いの
お店やテントがすべてオープンしており、
ちらほら良き器との出会いが。
帰り道となるこの城内坂の下り行程は、
毎回私のエネルギーが切れかけで、
チェックもずさんになってしまうエリア。
今年は前半を飛ばし、まだ元気もあった午前中。
いつも見逃しているブースにも
目が行くようになったのかも。
おやおや?まだまだイケるじゃん、益子!
などとうそぶきつつ、あちこちで器をゲット。
結局例年通りの収穫量に収まりました。w
とはいえ、少し思うところがなくもなく。
その矛先は自分に向けてのものなんですが。
おやおや、お前大丈夫か?なんてね。
陶器市を丸ごと楽しむ気概を忘れるべからず。
秋の陶器市ってその年の総決算、
次年に向けた売り切りセール!
みたいな側面がそもそもあったようで。
秋から冬にかけて、寒い時期に窯を焚き、
新作を作っていたような時代にはね。
つまり春は新作、秋は売り切り、だったとか。
でも今や電気やガスや石油で焼くご時世。
春だけが新作発表の時期ではないようで。
逆に言えば、かつては年に一度、
新作をお披露目していればよかったのが、
今や陶器市や個展を開くタイミングごとに
新作を求められる。
新作とは言わないまでも、前回とは違う、
なにか新しいエッセンスが求められる。
そんな時代になったのかもしれません。
ま、マーケ的には消費サイクルが短くなった、
とも言い換えられますけれども。
で、この日私が痛烈に感じたのは、
自分自身は一体なにを求めて
陶器市に通っているのだろうか、と。
この日の前半、良き器との出会いがとか、
なじみの作家さんのブースでも手が伸びず、
なんてイライラしていたのは、
明らかに自分自身のせい。
時間がないので短時間で要所を巡り、
目ぼしい新作をつまみ食いして笠間へ、
なんて思惑が脳内を占めていたのでしょう。
なんだそのざまは!
それでもお前は陶器市ストかっ!
新作の青田買いが目的じゃねーだろっ!
そう猛省しつつ、笠間から自宅へ
泣きながら帰ったことを思い出します。w
※ウソです
そう思うに至ったのは、
益子の後半、これまで自分がスルーしがち
だったエリアで思いの外収穫があったこと。
そして決定的だったのが、
笠間でのある人物の放った一言でした。
その人物の一言に関しては、
この後に書くつもりの笠間編でご紹介しますが、
※CMまたぎみたいな姑息な手段w
要は私は純粋な陶器マニアでもなければ、
特定の作家ファンでもないということ。
※陶器や作家への知見や熱量はさほどないので
そう、陶器市の雰囲気、存在、
一期一会の器や作家さんとの出会い、
そのものを愛していたはずです。
だからこそ入念な下調べなんてしませんし、
インスタ見てきましたー♪とも言いませんし、
行列ができるブースにも並びません。
※否定はしませんが自分のスタイルではないので
にも関わらず、都合よく陶器市を周回し、
テキトーに新作をゲットして短時間で帰りたい、
というのは虫の良すぎるお話。
そんなんだったら行く意味ないですわ、
ほんとに。
ワタシ的には、ですけれど。
相手のせいにしちゃいかんのです。
受け取るお前がどうなんだ?と
問われているのです、特に陶器市では。
重いとか軽いとか、薄いとか分厚いとか、
食洗機で洗えるかとか水が漏れないかとか、
重ねられるのかとか割れにくいのかとか、
そんなこたーどーでもエエんですよ、
こと私においてはね。
と、そんな事を改めて考えさせられる
陶器市になりました、今回のカサマシコは。
なので今日出かけた
暮らすトコロマーケット2024では
ゆるゆると楽しむことだけを心がけて
初めて所沢まで行ってまいりました。
リハビリ?には最適な、
ほんとーに気持ちの良いイベでした。
ま、その話を書く前に、
次にはまだ笠間が控えておりますので。
さすがに間が空きすぎて興味が薄れて
いらっしゃるかもしれませんが。
ジジイが誰に何を言われて我に返ったのか、
その辺を楽しみにしつつ、お待ちいただければ。
そして秋のイベ活?が終了したあとには、
出会った器のご紹介もしていきますので。
みなさんもどうか気長にお付き合いください!
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