
【収穫編】陶と暮らし2024へ行ってきた!②ー井上耕佑さんー
笠間の家系一覧を何処かに掲示して欲しい。



今回は秋の笠間、陶と暮らし2024で
出会った作品の第二弾です。
私の中で笠間といえば
須藤ファミリーの存在が結構大きいのですが、
今後はこちらのファミリーにも注目しなければ、
ということになりそうです。w
今回の作者は井上耕佑さん。
後々になって気づいたのですが
「はぁー、あの井上さんの息子さん?」かいなと。
調べてみるとお父さまは井上憲一郎さん、
お母さまは松原明美さん。
お二人とも見覚えのある作家さんでした。
ひょっとするとおじいちゃんやおばあちゃん、
さらには兄ちゃん、姉ちゃん、奥さんなど、
まだまだつながるのかも知れませんが。w
笠間焼>井上で調べると山盛り出てくるので。
あまり一般の方は興味ないかも知れませんが、
笠間のコアなファンのために、
いずれ出店者家系図一覧、みたいなものを
作っていただけないかと。w
ま、ファミリーだから贔屓する、
みたいなことはない、ないと、思う、かと…。w
とはいえ、好きな作家さんがこんな感じで
謎解き風に、数珠つなぎ的に
つながっていくのは、こちら的にも楽しくて。
ということで、家系図案は一旦ボツで。w
欲しいモノとオススメが一致するときの得心。


そんなバックボーンの話はさておき、
そろそろ器の話をしないとね。w
で、この方の作品が気になり、
あれこれ物色し、この器のシリーズに
しようと決めたのですが。
私の場合よくあることなんですが、
サイズ感や釉薬のかかり具合など、
微妙に異なる作品の中でどれにしようかと
迷うことがありまして。
そんなとき、作者さんにどれがオススメかを
尋ねることがあります。
それはおそらく、自分の中で
ほぼ決まっている選択を
後押ししてもらうための作業。
友人からの相談事によく似てますよね。w
この日もある意味儀式のように
井上さんに尋ねたところ、
私の第一候補とピタリと一致。
すぐさまそれをいただくことにしました。
こういう波長が合うかどうかは
割と大事なことだと私は思っていて。
気の合う人、センスが近い人の作品を
欲しいと思うのは当然のことかと。
人生相談を気の合う人にするようにね。w
器の高さは約135mm。
一般的には湯呑み、というよりも
グラス、に近いかも知れません。
高い高台を持つ縦に長いフォルムで、
ジュースかな?いやいやワインじゃね?などと
人それぞれに使い方が広がるのも美点。
私の場合は酎ハイ、ですかねー。
関東で言うところのサワー、ですが。
かぼすかすだちをぎゅっと絞って、
みたいな使い方が楽しみです!
今後が楽しみなメルティ&スペイシーな作風。


作風に関しては、お父さんやお母さんとは
ガラリと趣が異なり、ごくシンプルでありながら
どこかスペイシーでメルティ。
高台に銀彩を施してあるから宇宙的、
というのはちょっと短絡的かも知れませんが。
あまり陶芸の世界ではお目にかかれない
独特の存在感を放っています。
そしてそれをトゲトゲと理科学的にしないのが、
全体を包み込むまぁるく、とろけるような造形。
腰の部分をぽってりと膨らませた
安定感のあるフォルムはもちろん、
先の銀彩もアメーバのごとく有機的で、
全体的にスイートな印象に仕上げています。
またベースの白地にしても銀彩にしても、
真っ白ではなく、ピカピカの金属感でもなく。
ちょっと使用感のあるスペースシップ?
博物館に展示してある昔のアポロの
司令船のような雰囲気すら。
※ちょっと大げさ?
ま、もっと単純にわかりやすく言えば、
私のツボ、だったんでしょうね。w
話はガラリと変わりますが、
井上さん、オアシスのファンのようで。
私も年甲斐もなく、結構好きなんですよねー。w
正確に言えば、家族総出で好き、ですが。
井上ファミリーvs萬蔵ファミリー、の構図ですな。w
そういう意味でも、趣味や嗜好の合う人とは
今後もいいお付き合いになれるのではないかと。
オアシスの公演チケットはハズレてしまい、
なんとか入手できたのはグッズのみ。
今度の春の陶炎祭にはそれらを
装備して伺おうかしらと。w
それを目印に声をかけていただければ幸いです!

#陶器市 #フリーマーケット #クラフト #ハンドメイド #手作り #手びねり #陶芸 #陶芸作家 #窯元 #陶芸祭 #陶器 #食器 #器 #うつわ #器好き #和食器 #和食器のある暮らし #食器好き #うつわ好き #うつわのある暮らし #湯呑み #日本茶 #益子 #笠間 #立教大学 #笠間陶芸大学 #井上憲一郎 #松原明美 #オアシス #oasis