兵庫の秘境!花山院菩提寺で心を癒す旅【西国三十三所番外札所】
今回は、心清らかな煩悩の塊の雲です。
今回は2200文字です。くどくならないように短く頑張りました!
西国三十三箇所巡礼をやっています。
理由は、まともな友人が「三十三箇所の社寺を回るだけで、閻魔帖から名前が消されて天国に行ける」と言ってきたからです。
昔から神仏一切信じないと言ってたので周りから色々言われます。
・普通の人の煩悩は108つだが、お前には1080の煩悩がある。巡礼一周では足りん。
・綺麗なおねーさんと巡礼に行ってる時点で、信仰よりおねーさんと楽しく過ごすことが真の目的である
・YouTubeで配信している時点でなんらかの俗な利益を求めている
もう言いたい放題で言われてます!
宣言します、修行が目的です。 これまでの悪行や煩悩を清めるための修行です!
とりあえず、本題に入ります。
今回は「西国三十三所番外札所の花山院菩提寺」に行きます。
花山院菩提寺は、番外寺院なのです。
1番~33番までの番号は付いていませんが、西国三十三所巡礼とゆかりの深いお寺を「番外札所」と言います。
参る参らないは個人の自由なのです。
初めての巡礼で御朱印を頂くときに、初心者なので失礼のないようにざっくりと巡礼について教えて頂きました。
そのときに、余裕があるなら番外札所も参ってほしいと言われました。
その場のノリで、行くと言ってしまいました。
本堂の仏様の前で約束した手前、嘘をつくのはマズいです。
まあ33箇所が36箇所になったところで大差ありません。
私の地獄行きを免れるためには、人より多く参ったほうが良いと思いました。
この花山院菩提寺は、交通手段が難しいです。
マイカーで行くのであれば問題ないです。(ゴツイ急こう配の山道を車で上がります)
問題はバス停がお寺のある山の下なのです。
普通に歩いて30分ぐらいの登山です。
ご年配の方や、足の悪い方は登るのが難しいです。
現実的な交通手段は三田駅からタクシーで片道3000円ぐらい掛けるしかないと思います。
山門を抜けて、手水所で清め、花山法皇殿、薬師堂を参って、七地蔵尊と握手して納経書で御朱印を頂く計画です!
山門
実は山門で拝礼するのを忘れてました。
次回は忘れないようにしないと!
手洗所
花山法皇殿
薬師堂
七地蔵尊
荒神堂
展望所
納経所
花山法皇御廟所
実は花山院とは、NHK大河ドラマ「光る君へ」で本郷奏多が演じた人物です。
花山院は、日本の65代天皇で、諱(いみな)は帥貞(もろさだ)です。東宮(皇太子)の頃から紫式部の父である藤原為時から漢籍を学びました。
「光る君へ」では、花山院が藤原兼家の孫である懐仁親王が東宮となったため、早々の譲位を画策されて、花山院が藤原道兼(兼家の子)に騙され、花山寺(元慶寺)で出家します。
通説では女好きの花山天皇が騙されて退位させられて救いようもない扱いです。
ですが、実は花山院は西国三十三箇所巡礼というか仏教の世界ではすごい方のです。
花山天皇は出家して「花山法皇」となります。
17歳で天皇となりますが、在位は2年ほど。 花山天皇は出家して修行したそうです。
実は、西国三十三所巡礼というのは途絶えていたそうです。
それを復活させたのが花山法皇なのです。
花山法皇は西国三十三所巡礼をされた後に、その時に立ち寄って、気に入った場所がこのお寺なのです。
それで、花山法皇のこの地で10年以上過ごされて崩御されて、御廟所があり花山院菩提寺として西国三十三所巡礼の番外霊場となったのです。
実はドラマはほとんど観てませんが、紫式部という名前の響きは好きです。
すばらしく、気品のある名前ですよね。
おわりに
御朱印を頂いた時に、長文の書かれた紙を頂きました。
記載したあった内容ですが。
西国三十三箇所巡礼というは、そこそこ時間とお金に余裕のある人しか出来ない。
地震などで被災され方は巡礼する余裕はない、巡礼している時点で恵まれた環境にあります。
なので、自信の利益を願うなどは不公平な信仰である。
ドストレートに言いますと、お賽銭をいれて仏様にトランプ関連株が上がりますようにとか願うのではなく、清らかな心になるように手を合わせるだけでよい理解しました。
今回の記事の動画版です。約14分の動画です。
歴女のReiさんが色々説明してくれてます、花山法皇のことを女性関係は自由奔放とか言ってます。
こっちは1分のショート動画です。
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