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約束は守る。狂暴な怪物スッポンを釣る!ガチで対決、食うか噛まれるか?

最近、すっかり珍獣ハンターイメージの定着した雲です。
前にイワトコナマズを江井ヶ島の酒肴わらい屋のHITOMIさんに捌いてもらった時、今度はスッポンを持って来いと言われました。

HITOMIさん曰くナマズを釣ってるから女性にモテないと。
コラーゲンたっぷりのスッポン料理は若返り効果もあり、女性に振るまえばモテモテになると。
テキトーなことを言われましたが一理ある。
スッポン釣りなんてやったことないので、釣り名人のビッグ君とリバー君に相談します。
リバー君はブラックバスを釣ってるときに、偶然スッポンを釣ったことがあると。
ビッグ君は、琵琶湖でたまにスッポンが偶然釣れるが、噛まれると危険だからとにかく気をつけてと。
ビッグ君の心配してくれる気持ちはありがたい。
だが、HITOMIさんとの約束を果たしたい。
男にはやらねばならい時がある。
スッポンを釣ればモテモテになるという。
リバー君はノリノリで二人で出撃!


1.スッポンて何?

まず、敵を知り己をしれば百戦危うからずといので調べます。
スッポンは縄文時代から食べられているそうです。
古来、スッポンに噛まれると指が飛ぶとか、雷が鳴るまで離れないとか、戦闘力はバイオハザードのモンスターレベルとか、ロクでもない噂しかありません。
スッポンは、爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されるカメ。
つまりカメだ。甲羅が柔らかい。歯はないので指を食いちぎることはないが、ドアで挟まれるぐらいの痛いレベル。
雑食でサンマやサバで釣れる。
ピラニアや猪ほど恐ろしくはないが相手は爬虫類、先祖は恐竜だ。油断はできない。
生け捕りが目的なので、猪猟とは違う難しさがある。
武器と言えば、釣り針と網、金属バットぐらいか。
相手にとって不足なし、対スッポン装備を準備してリバー君の指定場所へ移動。

今日のターゲットはスッポン!

2.勝負開始を告げる一投

スッポンの生息域へ到着。
エサはスーパーで買ってきた130円の生のサバ。
キッチンバサミで切ります。
サバは身がボロボロ崩れるので釣り針が刺さらない。
皮の付いた腹にします。
仕掛けは、ウナギ釣りと同じで4号のオモリに、ウナギ用の仕掛けを流用。
シーバスロッドで投げ釣り。ぶっこみ釣り。

スッポンのエサは、スーパーで買った生サバ

岸から近めに向けて投げます。
スッポンが掛かるまでそのまま放置
それにしても、全く釣れる気がしません。
スッポンて狙って釣れるような獲物なのか。

ウナギ釣り用の仕掛けで「投げ釣り」

3.スッポンが掛かるのを待つ間は外来魚釣り

スッポンが掛かるまで待つ間は、リバー君はブラックバスをルアーで釣ります。
私は、エサでブルーギルを釣ります。
目の前にいる小さいブルーギルがいっぱい釣れます。
これはこれで結構楽しい。面白いように釣れる。

コイツが生態系を崩すという外来種ブルーギル。目の前に百匹以上います。
入れ食い状態
私ですら10匹以上は釣れてます

時々スッポンの竿の状態を確認しますが動きなし。
そんなときに、リバー君が大きいのヒット!
なんと49センチのブラックバスを釣りあげます。

釣り名人のリバー君がブラックバスを釣りあげました
49センチは、かなりの大物です

私は直後にブラックバスの10分の1サイズのブルーギルを釣りあげました

ブラックバス見た後にこれは悲しいものを感じます

4.ついに怪物出現

スッポンのエサを新しいのに交換しようかとリールを巻きます。
すごく重い。なんな根がかりしてそう。
強く引っ張ってみると僅かに引き寄せることができる。
雲「重い。木でも引っ張ってるのかな」
リバー君「まさかスッポンか?」
雲「いや、全く動きがない。ただ重いだけ」
リバー君「その感覚こそ、スッポンだ!」
雲「そんな都合よくスッポンが釣れるかな?」
リバー君「おお、見えたスッポンや!!!」

ただ重たいものを引っぱる感じです
うお、スッポンが浮き上がってきた!!!

雲「マジか!」
スッポンが浮き上がる!
なんか必死で泳いで逃げようとする。

必死で泳いで逃げようとするスッポン

めちゃめちゃデカい!
雲「逃がすか!」
リールをゆっくり巻く。
リバー君が、網ですくってくれた。
二人とも大爆笑

リバー君が容赦なく網ですくってくれました

スッポン、ブラックバス、ブルーギルの完全制覇!
リバー君がめちゃめちゃ喜んでくれる!
自分のブラックバス以上に喜んでくれる。
ホンマに釣れるとは思わなかった!

本当に釣れるとは思わなかった
嚙まれると危険

とりあえず、危ないので、ぶっといゴム製メッシュの網の入れ物に入れます。網から移すのですが、鋭い爪で指を目掛けて登ってきます。
まさにバイオハザードのモンスター。
やっとの思いでゴムの入れ物に入れます。釣り針は恐ろしくて外せません。糸を切ります。

やっと捕獲完了
人生で初めてスッポン釣りました。

ゴムの入れ物に入れて、池に入れます。
おとなしくなった。
さて釣り再会。

正面の赤い網状のケースに入れて2匹目を狙います

5.リバー君にも怪物スッポンが忍びよる

リバー君に教えてもらって、左ハンドルのリールに変えたのでルアー釣り練習してます。
撤収時間になり、リバー君がスッポン竿のリールを巻くと重い。
リバー「何か来た」
雲「ブラックバス?」
うおースッポンが姿を現した!
私は網を取りに走ります。
並みの大きさで2匹目!

リバー君もスッポンを釣りました
ス首長いので気をつけないと
さすが名人! 貫禄の一匹!
怪我もなくケースに入ってくれました

スッポン2匹、大型ブラックバス1匹、ブルーギル多数。
とりあえず、スッポンを捌いてもらうためHITOMIさんに連絡すると来週の定休日は旅行で不在。2週間は私の自宅でスッポンの泥抜きをすることになりました。
このモンスターとしばらく同居。
シッポが隠れてるのでどっちもメス。

左がポチ、右がジョン。どっちもメスです
ポチがジョンに嚙みつきます
ジョンがポチに噛みつき返します

喧嘩するので、保管ケースをもう一個買いに行きました。

今回のハチャメチャな闘いを動画にしてます。
60秒のダイジェスト版動画です

こちらは、10分の本編動画になります。
モンスタースッポン釣りのノウハウも詰まったハチャメチャ動画です
観て頂けるありがたいです。

今回も記事を読んで頂きありがとうございました。

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