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あしたの少女
11日経った今も陥没事故の状況に変化が見られないことに衝撃を覚えていますが、初動が良くなかったとしか言いようがないですよね。
完全に水を止めて、まず運転手さんを助けるべきだった。アメリカならスグに動けただろうに、日本は色々考えて行動してしまうのが裏目に出た。
芸能界の不祥事も、初動が最悪。
日本のお家芸を見せられているなと言う感じがして、今週もモヤモヤしてしまいました( ´Д`)=3
しかも最強寒波で大雪の地域も多く、命の危険を感じる地域も多いときた。
自然災害だから、どうにもならないけれど、ため息ばかりが出てしまう(´Д`)ハァ…
自身も備えてはいるけど、こんな状況で閉じ込められたら、って考えると、万全ではない気がしてきてしまいます(。ŏ﹏ŏ)
備蓄だけではなく、季節に応じて様々な対策をしておかないと、と改めて感じています。
週末、というか今夜から、また寒波のピークらしいので、みなさま、命を守る行動をお願いします🙏
今回も実話ベースの作品を観たのだけど、なんとも言えない気分になるかも…でも、コレが現実だから、目を背けてはいけないと思った。
あらすじ
2017年、韓国の全州(チョンジュ)市で衝撃的な事件が起こった。現場実習生として大手通信会社のコールセンターで働き始めた現役高校生が、わずか3ヵ月後に自ら命を絶ったのだ。この悲劇的な実話に基づく『あしたの少女』は、巨匠イ・チャンドンがプロデューサーを務めた『私の少女』で鮮烈な長編デビューを飾ったチョン・ジュリ監督の最新作。
8年ぶりにメガホンを執ったチョン監督は、ダンス好きの明るい少女が想像を絶する過酷な労働環境に疲弊し、ついには自死へと追いやられていく様を、迫真のリアリティをこめて描ききった。無垢な青少年を消耗品のようにこき使う企業の実態をあぶり出した本作は、日本よりもはるかに競争が厳しいと言われる韓国の社会システムの歪みをも告発する。社会の未来を担う存在であり、本来は守られるべき子供や若者が大人たちに搾取されるという理不尽な問題は、私たち日本人にとっても決して他人事ではない。
本作は、2部構成となっており、ソヒが実習生としてコールセンターで働く前半のパートは、物語のベースになった実際の事件を忠実に再現。もう1人の主人公、刑事ユジンが登場する後半はチョン監督の創作で、韓国の労働問題を追及してきたジャーナリストらに触発され、ユジンのキャラクターを構築したという。1つの事件を2つの視点で描くというユニークな着想と、ユジンがソヒの足取りを追体験していく捜査のプロセスは、2つの異なる時間軸が共鳴するような感覚を観る者にもたらす。そして、それを象徴する、あるシーンの“光”をモチーフにした演出は、観客それぞれの想像力を刺激せずにはいられない。
2022年、韓国映画として初めて「カンヌ国際映画祭」の批評家週間の閉幕作品として選ばれ、「第23回東京フィルメックス」での審査員特別賞受賞の他、多数の国際映画祭での受賞を果たすなど、映画ファンから日本での劇場公開が待ち望まれていた作品が遂に公開となる。
高校生のソヒ(キム・シウン)は、担任教師から大手通信会社の下請けのコールセンター運営会社を紹介され、実習生として働き始める。しかし、会社は顧客の解約を阻止するために従業員同士の競争をあおり、契約書で保証された成果給も支払おうとしなかった。
そんなある日、指導役の若い男性チーム長が自殺したことにショックを受けたソヒは、自らも孤立して神経をすり減らしていく。
やがて、凍てつく真冬の貯水池でソヒの遺体が発見され、捜査を担当する刑事・ユジン(ペ・ドゥナ)は、彼女を自死へと追いやった会社の労働環境を調べ、いくつもの根深い問題をはらんだ真実に迫っていくのだった…
ネタバレ
コルセンターって、どこでもこんなに大変なのかしら?
前にもコールセンターが出てくる映画を観ましたが、ハードですね😱
精神的にヤラれるお仕事だ😣
しかも、学校から紹介されて行った仕事がコールセンターで、実習生なのにノルマを課せられて、成果が標準以下だからと、まともに給料を支払ってもらえない😱
現場のみんなは参っているのに、電話をとらない上は、ノルマノルマで怒鳴り散らしてくる。
現場の雰囲気も悪くなり、成績が悪い君のせいで、全体の業績に関わるとまで言われるソヒ。
誕生日にも仕事で、たちの悪い客になかなか帰れずにいたら、友達との仲も(´;ω;`)
ソヒの課のチーム長が自殺したのに、スグに人員は補充され、仕事をするように促される…
弔問を禁止されたにも関わらず、ソヒはチーム長の葬儀に参列。
チーム長の奥方は泣き崩れる😭
会社側は、チーム長の遺書の内容を否定し、全員に共有…黙っていればボーナスを…隠蔽体質の会社ですね😱
ソヒは頑張って実績を積んだのに、成果給が入らない…
飲み会でも会社でも問題を起こして、出勤停止処分になるソヒ。そして、手首を切って自殺未遂。
娘が自殺未遂したのに、仕事辞めさせくれない親って、どうなんだろう?
しかも、担任まで、ソヒが学校に損害を与えたと責める始末。
何でも決めつけてかかってくる大人って多いけど、本当に嫌気が差します( ´Д`)=3
友達と飲んだあと、一人になったソヒは、池へと足を進めていく…
ソヒの遺体は凍っていた。
科学捜査研究院へ送られ身元が分かり、両親が確認しにくる。
他殺ではなく、自殺ときいて、司法解剖を望む父親。
スマホも見つからず、遺書を探すために自宅へ訪れるも、タブレットもPCもなし…
勤務先を訪れ、調べを進めていく刑事。
その中で、自殺したチーム長の告発文へ辿り着く。
捜査を進めていくと、会社や学校の実態がわかってくる。会社と学校が結託して、高校生から搾取している。
頑張ろうとしている若者が弱者となり、搾取される。まるで、日本の芸能界みたい。
ソヒの解剖が終わる。
母親は、ソヒがダンスが好きだったことも知らなかった。子供に対して無関心すぎやしないか?🤔
ソヒが自殺したのは親のせいでもあるな…
ソヒの葬儀が終わった頃に、やっとスマホが見つかるが、データが削除されていて、1本の動画のみ残っている。
そこには、踊っているソヒが。
冒頭のダンスシーンでは失敗していたターンを見事に成功させて、楽しそうに踊るソヒの姿が😭
これも実話ベースの作品🎞️
今でも戦争やっているような世の中だから、搾取なんて、なくなるわけないよね。
ほんと、世の中が良くならないことにモヤモヤしちゃう(´-`).。oO
わたしが夢を見過ぎなのかな( ´Д`)=3
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