#87 ボツから見つける自分の伸び代。いいところだけ伸ばせばいい(2024/6/18)
半年ぶりに娘が発熱し、一緒にのんびりな時間を過ごしているさくまるです。
私は絵を描いているのですが、
「アートって人間そのものだなぁ」と思ったことがあったので、今日はそのことについてお話します。
なんの話?!というイントロですが、お時間ありましたらご覧ください。
アートとは無縁だった私
アート、アートと連呼していますが、私はアートとは無縁な生活を送ってきました。
小中高バレー部、法学部、銀行員、そして現在といった感じの経歴で、絵を描いたのは美術の授業くらいです。
そんな私が描いているアートはアルコールインクアートというアートです。
インクを広げて好きなように描く。抽象画です。
おそらく2018年頃から海外でスタートし、翌年あたりから日本にも上陸、コロナ禍で徐々に広まってきたといった感じの現代アートです。
私は2022年に初めて描いてみて、2023年から本格的に(といっても趣味です)描き始めました。
アートに正解はないって本当?
「好きなように描けばいい、誰でも簡単に始められる!」
アルコールインクアートはこのように言われることが多いです。
確かにそれは間違いないです。
好きに描けばいいし、道具さえあれば簡単に始められます。
ですが、意外や意外、見た目以上に自分の思ったように描くのが難しいのがこちらのアートです。
私も最低限の道具を揃え、意気揚々と鼻息荒めに初めてこのアートを描いたとき、思い描いていたものとのあまりの差に愕然としたのをよく覚えています。
理想と現実の差を目の当たりにし、途中で嫌になって描けない日々もありつつ、牛歩の歩みではありまりますが今日まで絵を描き続けています。
目標には程遠い
私の場合、アートをアートのまま表現することを目標にしていました。
つまり加工したり、切り取ったりせず、大きな紙面に絵を描いてそれを楽しむスタイルを目標としていました。
ですが、やってもやっても大きな紙面全体が自分の思い描いたように描けることは遥かに少ない現状。
途中まではうまくいくのに、最後にはナニコレ状態でボツになっていくアートの山。。。
視点を変えて
ある日ボツになったアートを眺めていて、もったいないなぁと思いました。
好きな部分、上手くいった部分はあるのに、上手くいかなかったところがあるから全部ダメなんて。
そこで視点を変えて「この部分は好き」と思えるところを切り取って、加工してみることにしました。
するとどうでしょう…!
その部分が作品として輝き出したのです!
人間も一緒
作品づくりをしていて、ふと気付くのです。
これって人間も一緒じゃない?と。
自分の理想とするものを目指し、日々歩みを進めるけど、理想通りにならないことも多いです。
思い通りにいかず、ため息をつきたくなることもあります。
だけど、誰にでもどこかに必ず良いと思えるところがあるはず。
そこにフォーカスして、伸び代を適切に使ってあげればいいのです。
まとめ
アートも人間も一緒。
完璧じゃなくていいし、愛おしいところは伸ばしていけば輝くはず。
それが持ち味じゃん!と思ったお話でした。
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