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4泊5日現実を忘れる南の島でのバカンス
どうも、トンボです。
さてディエゴ・ヌシべ旅行記後編です。
前回はヌシべ行の船が出る港町まで到着しましたので、その船旅からのスタート。
初日:ヌシべ上陸とワオキツネザルに大興奮
①ヌシべ上陸
朝9時前発のスピードボートで港町アンキフィーを出ます。
港に着くと一斉に人の群れに襲われる。
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悪い人たちではないのかもしれませんが、知らない人に話しかけられても付いていかないという幼い頃からの教えを守ります。
4日間丸々ついてくれていた安心安全の専属ガイドのベンさんと共に(先輩が)チケットを手配し、感動の別れを迎え、いよいよボートに乗り込みます。
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船はスピードボートの名に恥じない勢いで進み、30分もしないうちにヌシべに到着。
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上陸時は、少し離れた島に来ただけなのに本島と比べてめちゃくちゃ暑い!!という印象でした。
『ヌシ』というのはマダガスカル語で『島』を指します。『ベ』はたくさんとか、とてもみたいな意味合いです。ヌシべには周囲に離島がたくさんあるのでそういう意味合いでしょうか。
『アイス食べたい』『スタバないかな~』とくだらない話をしながらとりあえず練り歩きます。
スタバとは程遠いものの、冷えたスムージーが飲めそうな青空カフェを見つけてそちらで小休止。
その間に(先輩が)トゥクトゥクの値段交渉を進め、ひとまずホテルへと向かいます。
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港は島の南南東ですが、ホテルは南西に位置していたため、トゥクトゥクで約30分移動します。
ヌシべの街並みはきれいで、道路もしっかりと整備されていますが、トゥクトゥクでややごった返しているという印象でした。交通量が多めです。
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途中雨に打たれながらも、無事ホテルに到着。まだまだ昼前でしたが、チェックインまでスムーズにできました。ホテルの写真撮ってなかったことに書いている今気づく。
たまっていた洗濯(もちろん手洗い)を済ませて、さっそく浜辺を散策。
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しばらく歩いて、よさげなレストランを発見。
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ということで、イカ焼きをいただきました。
量はやや控えめでしたが、やはり海鮮を食べられるだけで十分満足。
その後は少し分かれて別行動。
自分はもう一人と一緒にレミュールアイランドという施設へ。
レミュールとはフランス語でキツネザルのことを指します。マダガスカルといえば、というシンボル的な動物ですね。
グーグルマップ上では『本当にここで撮った写真なの...?』と思わせるレベルの素晴らしいワオキツネザルの写真が並んでおり、不安と心配と一縷の望みを抱いて向かいました。
②文字通りのレミュールアイランド
ホテルからトゥクトゥクで1時間弱。朝到着した港の方に向かいます。
到着すると、ぬるっとガイドさんが寄ってきました。だいたいこういう時はガイドさんが何人かその場にいて、値段の交渉やらをしながら誰にお願いするか、そもそもガイドをつけるかどうかを決めるイメージだったのですが、その場には一人しかおらず、そのままぬるっと園内の散策が始まりました。
ちなみにスタートで『ゆっくりわかりやすく話すからね!』と言われ、実際終始とても分かりやすいフランス語とマダガスカル語を混ぜながら説明してくれました。メルシーボークー。
まず、その場に生えていたイランイランの花を摘み取って見せてくれました。
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ヌシべのイランイランはエルメスの有名な香水№5にも使われていることで知られているそう。
ちなみにイランイランのスペルは ylang-ylang で、発音するとイランイランと言うよりもランギランギと聞こえます。説明をしてくれていたのですが、しばらくそれに慣れずに内容が入ってきませんでした。
その後、巨大なカメと遭遇。
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世界一大きい種類のリクガメみたいです。マダガスカル由来ではなく同じインド洋の島国、セーシェル諸島出身みたいですが。200歳超えのご長寿さんだそうです。
その後も園内の散策を続けましたが、入り口のガイドさん同様にぬるっと目当てのワオキツネザルを見つけてなんとも言えない気持ちになったり、カカオ豆やワニ・ワニの子を見たり、これまでの旅行等でも結構見つけていた種類のキツネザルを池をはさんで見たりと、満足とは言えない行程でした。
そんな中、ガイドさんから『最後にイランイランの香水工場があるから見ていこうね』と言われ、正直そこまで興味ない&これで終わり???と思いながら、せっかくだしということで工場見学をしてみました。
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新旧どちらの分量か忘れてしまったのですが、イランイランの花びら500kgに対して300Lの水を使って、12Lのエッセンシャルオイルが作られるそうです。花びら500kgってどれだけの体積になるのかな~ってイメージつかないですよね。
その後、『フリーのドリンクあるから寄るだけ寄ってって!』と売店に案内されました。
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イランイランの香水やアロマオイルを中心に、別の香りのものも並んでいました。正直イランイランの香りがそこまで得意でもなかったので何も買わずにおしゃべりして飲み物をいただいて退散。
同行していたもう一人と話して、園内に戻ってもう少し探索することに。
すると、、、
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ちょっと遠いな~と思っていたら、どんどん増えて、降りてきて、、、
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文字通り、360度視界中でワオキツネザルが戯れてました。
アディショナルタイムに怒涛の盛り返しをくらい、大満足のレミュールアイランド…。
帰るころには胸のドキドキが止まらなくなってました…(きもい)
ホテルに帰り、ヌシべから合流する仲間を迎え、夕食へ。
まだまだ初日、また明日早朝からツアーを組んだという事で、近場で軽めに済ませました。
2日目:マダガスカルの天国 ヌシ・イランジャ
翌朝、あいにくの天気の中モーター付きボートでヌシべ観光のメイン、ヌシ・イランジャへ向かいました。
ヌシ・イランジャは二つの島が隣り合わせにあり、その間に潮の満ち引きによって砂浜の道ができることと、その海の綺麗さで有名です。
ということで、雨がちらつく中ボートに乗り込み、1時間半ほどで到着。
実は前日の夜にお酒を飲みすぎて二日酔いだったのですが、ヌシ・イランジャが見え始めると一気に回復しました。単純な体でよかった。
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天気も着くころにはずいぶん回復してました。
いざ上陸!
左側を見ると、、、
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そして右側は、、、
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砂浜もきれい!
朝からのテンションの差もあり、たぶん上陸時は自分が一番元気でした。笑
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荷物を置いて、さっそく海水浴!
まあ自分は泳げないんで入らないんですが、、、笑
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残念ながら砂浜は向こう岸まではつながっておらず、途中まででしたが十分満足。
泳いでいたメンバーの中にはウミガメを発見した人もいました。うらやま。
ヌシ・イランジャには観光客を受け入れるためか小さな集落があり、こんな素敵なスポットも。
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海を眺めてボーっとしていると、いつの間にかお昼ご飯の時間に。
本日も海の幸をいただきます。
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みんなお腹ぺこぺこだったのもあり、写真はこれくらいしか撮ってませんでした。笑
その後、砂浜の道がきれいに見える展望台があるとのことで、食後の運動がてらそちらへ。
どうやらこちらの景色が本物のヌシ・イランジャだったようです。
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各々記念撮影をした後も自分は少し残って眺めてました。
なんか、マダガスカルで曲がりなりにも頑張ってて良かったなと思える景色でした。
しばらくして、帰りの時間となりました。
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ホテルに戻って休憩した後、夜ご飯。
刺身や生魚が食べられると噂のレストランへ。
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噂の証人となりました…。
お刺身はみんなでシェア。自分用にはエビカレーを注文しました。
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上品で深みのある味わいでした。
このレストランのクオリティが高すぎて、最後まで毎日ここで食べれば良いのでは?と話してました。
素敵な1日でした。
3日目:休憩の中日。お土産を求めて。
はい。タイトル通り、心身ともにゆっくりとした3日目でした。
3日目と言っても、ディエゴから含めると旅行6日目です。楽しみながらも少しずつ疲れは蓄積しています。
ということで、久しぶりに目覚ましをかけずに朝寝坊して、お昼ごはんからの活動。
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そして明日行くツアーの予約を済ませます。
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ヌシべの街にはこんな感じの代理店がそこかしこに構えられてます。
今回は時期ではないのですが、タイミングによってはジンベイザメを見たりもできるようです。
いくつか回って値段を聞き込み、いい感じのところを見つけられました。
その後、自分の記憶を頼りにお土産屋さんに向かいました。
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こんな感じのお土産は正直マダガスカル本島でも帰るので、ヌシべ感のあるお土産を買ってきました。
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いやまあこれも正直本島でも買えそうではあるのですが…。
意外とお土産探しに時間がかかり、帰るころには夕方に。
夕食へ向かいます。
残念ながらお目当てのレストランが雨季の影響でお休みとのことで、浜辺を歩いて別のレストランを探します。
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ヌシべのレストランはどこもレベルが高いです。
昨日の発言は撤回して、色んなお店を回らないと損だなと思いました。
3日目が終了。そろそろ旅の終わりが見え始めました。
4日目:未知数の魅力 ルクベ自然保護区
今日は再び早朝からのスタートです。
今日の行程としては、まず車で移動し、そこから小舟で移動すると目的地のルクベ自然保護区に着くようです。
ホテル近くからトゥクトゥクで向かいます、、、?
聞いていた話だと車での移動だった気が、、、加えて、スタートしてすぐに止まって10分ぐらい運転手がいなくなったりする雲行きの怪しい滑り出しでした。
が、途中悪路も超えつつ、イランイランの群生地を抜け、一時間くらいかけて舟が出る街まで着きました。
そこでも舟の準備?でしばらく待ち、、、と、段取りの悪さを感じながらも、無事出発です。
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舟は4人が縦に何とか座れるかなという頼りないサイズ。
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「何分くらいで着くの?」と聞くと、『いろんな条件にもよるけど、だいたい37分かな』とのこと。細かいのかあやふやなのかよくわからない。加えて、ガイドさんのフランス語が結構聞きにくくて苦戦。
とかなんとか言いながら無事到着。
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こちらのの自然保護区はクロキツネザルを中心としたヌシべやマダガスカル北部固有生き物のが見られることで有名です(たぶん)。
ですが、正直キツネザルはもう満足しているのでトカゲやカエルなどの小動物系を中心に見たいとガイドさんにお伝え。
、、、したはずなのですが、開始して少しするとキツネザルを見つける声『マキマキマキ!』を上げ始めるガイドさん。ちなみにマキはマダガスカル語でキツネザルを指します。
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不安というか不信感がこみ上げる私たち。とりあえず今まであまり見れていなかったクロキツネザルを見ることができたのでまあ良しとしました。
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加えて、夜行性であまり見ることのなかった種類のサルも見ることができました。
キツネザルでお茶を濁されながら半ば諦めムードの中、とりあえず改めてガイドさんに『キツネザルはもう満足したから違うのを見たい』と伝える。おそらくマダガスカルに来る観光客の中でこんなやつらは少ないと思う。けど、せっかく来たのだから希望は伝えないともったいない!
すると、、、少しずつ雲行きが変わってきます。
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不思議な柄の蝶々を発見。
その後河辺に出ると、、、珍しい色のカエルを発見!!!
(閲覧注意)
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このあたりからガイドさんのギアが上がってきます。
河辺から上がったところで何かを指すガイドさん。ですが、何がいるか気づかないでいると、、、
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枝とうま~~~く同化するヤモリ。
分かりやすいところで見るとこんな感じ。
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そしてガイドさんの本領発揮の真骨頂がこちら。
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何やら木の根っこの隙間を漁っていると思っていたら、、、
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なんと、ディエゴスアレスのアンバーマウンテンで見ることのできなかった、世界一小さいカメレオンを発見!!!
これには二人で大歓喜!!
なぜかガイドさんも『おれはプロフェッショナルだから』と息巻いていました。どうせならもうちょっと早くからプロ根性見せてほしかった。
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話には聞いていたのですが、本当に指の第一関節大!
これでまだ子供なわけではなく、成長してこのサイズです。
目のつくりや手の形などはしっかりとカメレオンです。
まじかわいい。
スタートから自然保護区に入ってから半分くらいまでは二人で『今日のツアーはハズレだね』と諦めムードでしたが、終わってみればこちらも大満足でした。
宿泊のツアーではなかったので3時間ほどの探索でしたが夜行性の生き物も多数いるらしく、まだまだ未知数な魅力を秘めていることも垣間見えたルクベ自然保護区でした。
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ちなみに帰り着いたときには、行きの時に歩いたマングローブ地帯のほとんどが水に浸かっていました。地球ってすごい。
その後ホテルに戻り、最後の晩餐へと向かいます。
今日はホテル近くのフランス人?がやってるレストランへ。
チーズの盛り合わせをシェアしつつ、、
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自分用には3種のチーズのニョッキ、、、
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別の人が頼んだお肉もつまませてもらいました。
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途中たぶんフランス人の店員さんがネイティブフランス語で説明してくれたのですが、本当に一部しか理解できず、なんとか最低限の返答をすることになりました。まだまだ修行が必要…。
お腹いっぱい、胸いっぱいの最後の晩餐でした。
最終日:ヌシべよ永遠に…
とうとうこの日が来てしまいました。
ヌシべ上陸後5日目。ディエゴ・スアレスから含めると8日目。
つまるところ、旅行最終日です。
この日は昼のチェックアウトまでは特に予定はなく、ベッドでごろごろしながら現実との折り合いをつけていました。
ちょっとぶらっと遅めの朝ご飯を探して戻り、片づけを済ませるといよいよチェックアウト。
永遠のようにも思えた正真正銘南の島でのバカンスも、いよいよ大詰めです。
ヌシべの味を嚙みしめるかのように、昼食に向かいます。
最後に選んだのは、イカのグリル。奇しくも初日のお昼と同じメニューとなりました。
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初日の倍以上はありそうなボリュームでした。
ちなみに言及し忘れていましたが、ディエゴスアレスからヌシべまでお米は普通の白米ではなくココナッツライスが出ることが多く、それがとてもいい香りで美味しかったです。
さて、終わりの時がやってきてしまいました。
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こうして、マダガスカル随一のリゾート地、ヌシべでのバカンスを終えたのでした….。
と、旅の終わりの悲壮感にくれながら飛行機の窓から外を見ていると、タイミングよく虹がお目見え。
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まるで神様が残り8カ月のマダガスカル生活の幸運を祈ってくれているかのような出来事でした(都合のいい解釈)。
ということで、ディエゴスアレス、そしてヌシべの計7泊8日の旅行記はこれにて終了!!!
こんな大ボリュームの日記を最後まで読んでくれた方がどれだけいるか定かではありませんが、これを読んでくれている方、大変感謝です。
協力隊としてマダガスカルに来てから、本業の活動はもちろんですが、他の隊員から声をかけてもらい、いろんなところを訪ねて、様々な景色を見ることができています。
実は協力隊の制度として、1年間に20日間、任国外に行って良いという制度があります。それを利用して日本へ一時帰国して心身を休めたり、必要なものを調達したり、はたまた海外旅行をしたりと、利用の仕方は様々です。
が、自分としては別の国に行くよりもマダガスカル国内に行くべき場所がたくさんあるからまずはそっちを充実させたいと思っていましたし、日本に帰りたい気持ちも波はあれど限界まで高まることはありませんでした(別に我慢する必要はないのですが笑)。
ですが、今回の旅行で、飛行機を要する長距離移動の国内旅行先はあらかた終了。
どこも行ってよかったと心から思える場所ばかりでした。
素敵な景色を見ることが自分の人生において大事なものとして順位が高くなっていると感じる今日この頃。
この感覚は隊員生活を終えてからも心の中に残しておきたいなと思っています。
そして機会があれば、任国外旅行も視野に入れていきたいなと考え始めました。
まあそんな邪な考えはいったん捨てて、まずは活動に向き合っていきたいと思います。汗
それではまた!