介護事業を20年経営して思うこと Vol.40
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回のテーマは、「外は寒いですが、心はほっこり」です。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、
グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、
20年以上運営しております。
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て
日々ご利用者様とかかわってきた中で、
いま思うことを綴りたいと思います。
ショートメッセージで
先日、とても嬉しいことがありました。
10ヶ月間休職していた職員が復帰したのです。
体調を崩し自宅で療養することになったAさんとは
この10か月間、ショートメッセージでのやりとりを続けてきました。
「おはよう!元気ですか?」「ご飯をちゃんと食べるようにね」
「ありがとうございます。ちゃんと食べます」
たわいのないちょっとしたやりとりですが、
続けていると相手の状況もなんとなくわかるものです。
メッセージのやり取りから元気になっていく様子を感じていましたが、
かかりつけ医から「少しずつなら」という条件付きで
職場復帰が許されたと聞いた時はとても嬉しかったです。
あったかくて優しい仲間
復帰の数日前には、職場の掲示板にシフトと共に、手紙を添えました。
一緒に働く職員へ「どうか温かく迎えてほしい」ということを。
復帰当日の光景はひさしぶりに心が温かくなるものでした。
気になっていたので私も現場にいきましたが、
想像以上に職員たちが優しく迎い入れてくれました。
ドキドキしながら久しぶりに出勤したAさんも
徐々に安心したような表情へと変わっていきました。
復帰後もたびたびAさんからメッセージをもらっています。
「長い期間、私が復帰できるように守ってくれていたと感じ
とても感謝しています」
「今日は●●さんに助けてもらいました」
「体を使うってすごく良いことなんだと改めて思いました。
おかげで爆睡できました!」
「もっと元気になって、フルで勤務に入れるように頑張りたいです!」
こうした本人の前向きな言葉が嬉しかったですし、
忙しい中でも職場のみんなが温かく受け入れてくれ、
さらに仕事の中でも多分にカバーしてくれていることに感動しました。
本当に素晴らしい仲間だなあと。
職員の皆さん、本当に素晴らしかったです!
いつもありがとうございます!
そして復帰したAさん、改めて復帰おめでとうございます!
ー--------------------------------
当社では、相手を想って行動できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。
下記の採用サイトからエントリーいただいても、直接お電話をいただいても構いません。TEL: 0763-22-1777(ニシヤチまで)