【一千文字】ソー:ラブ&サンダー - タイカ・ワイティティのオーガニックな魅力
ハリウッド中で大暴れ中、ニュージーランドの気鋭タイカ・ワイティティ。好みが分かれる監督ではあるが、私はとても腕があると思うし好きな作家だ。
今や数少ないアベンジャーズ初期メンバーの生き残りになってしまった“雷神ソー”のシリーズ4作目。2作目まで登場していたヒロインのナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターが復帰、それも新たなソーとして!という嬉しい展開もある。
かくいう私もシリーズ最初の2作におけるジェーンの「典型的な守られるヒロイン」という置かれ方に不満を感じていた