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登山と納豆

昨日の朝、絵の締切に間に合ったので10時頃山にむかった。

登山口まで20分、家の外から山の傾斜が始まっている。
わたしはこの坂道が1番きついかもしれない。山道をひたすら登る。登山口まで着くと景色はもう絶景だ。

ここの山は、低山だけどロープを使ったり、手を使う場所が多く、ほっほっほっほと登っていく。

見渡す限りの海は青くて、空がとびきり青い。
すこーんと抜けた景色がひろがる。

太陽の真下の海は細かな光で満たされ、長く見ていられないほど眩しかった。地面はずっと木漏れ日で溢れている。

「良い天気ですね」とすれ違う人に2回話しかけられ、それぞれ石の話と、冬の海の色の話をした。
どちらの人も「お気をつけて」と言ってくれた。
ふふふふと降りていく。山で人と話すのはうれしい。水平線にもぐっていく。
深呼吸をしては、一刻一刻の景色に心が揺れる。

大きな木に寄生するように咲いていた赤い椿が美しかった。どんどん降りて、茂みに入ると波の音が大きくなる。

下山すると海岸に着く。波が大きく打ちよせていて波のぎりぎりを歩く。
海からはもう家に近い。おなかがとても空いてお昼ごはんの納豆と卵かけごはんのことばかり考えている。時間は13時をまわっていた。

帰って急いで着替えて、ごはんをあたためて、
卵かけごはんと、納豆としゃけフレークと、昨日の残りの麻婆豆腐と、わかめスープをもりもり食べた。

つぎは、おにぎりを持っていこう。


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