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48歳 新人タクシードライバー 11月15日-16日 乗務 警察
隔日乗務5日目の朝、このnoteを書いてる「とーや」です。
5日目って10日連続で仕事する感じなので、もうヘトヘトです、、、
さて、今回の乗務は警察のお世話になってしまいました、、、
とは言っても事故や違反でお世話になったわけではありません。
助けていただいたという感じです。
いつもは、なんか嫌いな警察ですが、こういう時は本当に助かります。
何の話かと言えば、午前3時ごろGOで呼ばれて迎車地へ。足立区で金曜日の夜中にGOで呼ばれるところと言えば大抵の場合、飲み屋さんです。
今回も例外に漏れることなくスナックに呼ばれました。
迎車時間になっても出てきません。5分経過、、、
お店に呼ばれて、5分以上、何の音沙汰もないのは珍しい。大抵の場合、キャストの方が待ってて欲しいと声をかけてきます。
嫌な予感。
予感は的中、、、
泥酔のお客さん。
行先が言えなければ、お断りするところですが、ギリギリ目的を言えた、、、
それでも断るには申し分ない酔い具合でしたが、なぜか乗せてしました、、、
僕は、こういう人を断れない性格。良く言えば、優しい。悪く言えば、意気地がない。そんなタイプです。
お客さんは、案の定、車を走り出してすぐにイビキをかいて爆睡。
目的地の駅前ロータリーに到着。
お客さんは案の定、起きない、、、
起こすための努力をひと通りやってみる、、、起きない、、、
もうこれは、警察ですか?
基本的には、飲んで寝ただけの人を起こすためただけに警察を呼びたくない。警察の方にもお客さんにも申し訳ないって思ってしまうので。
ただ、タクシーのルール上お客さんに触れて起こせないので、自分でやれることの限界があります。そして、お客さんに降りていただけなれば次の仕事に向かえないので、何をしても無理の場合は、警察を頼ります。
ロータリーの入り口にある派出所に車を移動し、警察に事情を説明して、お客さんを起こしてもらう。
警察2人がかりで、お客さんの体を揺するけど、起きない、、、
これは、窓開けや声掛けくらいでは起きないはず、、、
やっと起きて、警察が料金を精算するよう促したら、自宅まで送って欲しいと言ってきた、、、
またまた、辛うじて住所が言える。
警察の方からどうしますか?のアイコンタクト。
断れない性格なので、しょうがなく、お送りします。と警察に告げ、車を走らせる。
お客さんが寝ないように窓を全開で走る。
めっちゃ寒い、、、凍えるほど寒い、、、
それでも酔ってる方は凄い、イビキをかいて再び爆睡、、、
目的地到着。
お客さん案の定、起きない、、、
仕方ないので、110番。この仕事に転職してから110番すること3回目。
電話の向こうの「事故ですか?事件ですか?」のセリフにも申し訳なさしかない。
泥酔客は、事故なのか?事件なのか?どちらとも当てはまる気もすけど、、、
電話口の方に事情を説明して、警察の到着を待つ。
今回は、10分くらいで来てくれました。これは早い。
来てくれたけど、やっぱりすぐには起きないお客さん。
警察もあきれ顔。しかし、そこは警察、何とかしてくれました。
こんな時、警察には感謝しかありません。本当にありがとう!
お客さんはブツブツ文句は言っていたけど、料金は払ってくれたので、何とか解決。このお客さん乗車から降車まで普通なら駅を経由して、自宅まで行ったとしても30分かからない距離。寝込まれたことによりかかった時間は、1時間以上、、、
時間のロスが半端ない、、、
それでも、起きて降りてくれて、本当に良かったと警察に感謝しながら、次の営業に向かいました。
それ以降は、泥酔客には当たらず、平和に営業を終えました。
今夜は日曜日なので、泥酔客は少ないと思いますが、寝込まれることがないことを祈りながら、5連勤5日目行ってきます。