08 トミカと埼玉県警、の罠!
最近、東京の地下鉄・有楽町線池袋駅構内では、英語でもアナウンスをしているのですが、マイクを握る駅員さんの英語があまりにカタカナ英語で、それが英語と解るまでに数秒かかるという・・・新グローバリズムとは何かを考える51歳、原田爺布です。
ルパン三世 カリオストロの城の思い出グッズとして、ちょこっと購入するだけのつもりのミニカーがいつのまにか大火傷になりつつある顛末を綴る<私の"ミニカー増殖"事情>第8回。 (第1回はこちら)
映画では、カリオストロの城の地下にゴート札の謎を追った人々の死体がゴロゴロしていましたが、その「カリ城」の思い出に浸ろうとした私の周りにミニカーがゴロゴロするというこの怪異も、佳境に入って参りました。
ルパンにはこの男がいた、銭形警部!
ルパンには、魅力的なキャラクターが多数登場します。ルパン一味のルパンと次元や五右衛門はもちろん、「カリ城」では何と言ってもヒロインのクラリス・・・後に「ナウシカ」にまで発展するキャラ。
そのルパンの車、フィアット500。クラリスの車、シトロエン2CVをゲットしてひと段落していましたが、忘れちゃならない! そう、ルパンには、「カリ城」にはまだ、重要なキャラと車がいました!!
永遠の「昭和一桁」、銭形平次の6代目子孫、銭形警部こと銭形幸一(本名知ってましたか?!)です!
彼は、日本の警視庁に所属する警察官ですが、国際刑事警察機構・通称ICPO(またはインターポール)に出向しており、ルパン専任刑事として世界を股にかける怪盗ルパンを追い回す金魚のフンのような存在です。でも、映画「カリ城」ではなかなかいい役所で登場しております。自分の任務であるルパン逮捕に情熱を傾けたいのですが、謀略渦巻く国際社会の「政治」に翻弄され辛酸をなめる。それでも任務にかじりついて最後は己の正義を貫き、現場警官の良心を全うします。「カリ城」で味わえるもう一つの「痛快感」の主がこの銭形。銭形の最後の決めセリフは「カリ城」で1,2を争う名セリフ・名場面として記憶されています。
(ちなみにこのブログ第7回の最後は、その名セリフをもじって書いたのですが分かったかなあ・・・)
銭形の愛車ゼニブル! それは欧州に現れた埼玉県警の
「カリ城」はヨーロッパの架空の小国、カリオストロ公国が舞台です。ルパンから泥棒予告が出されたことで、ICPOから銭形がカリオストロ公国に派遣されます。その際に銭形が乗って現れる車がこれ!(下画像)
通称『ゼニブル』! 発売当時ダットサン・ブルーバードSSS(スーパースポーツセダン)と呼ばれた、2代目ブルーバード(1963-1967年)410型のパトカー仕様車なのです!! ※ダットサンは日産自動車のブランド名。日産自動車の前身会社の名前に由来する。
そのゼニブル。埼玉ナンバーだし、車体にも「ICPO」の文字と共に「埼玉県警」と書かれているんです!! はるばる埼玉から来たのか!? すげぇー!!
「ルパン三世 カリオストロの城」Amazon Prime Video
2016年から埼玉に移り住んだ私・原田爺布からすると(それまで48年間は東京一筋だった)、映画「カリ城」を初めて見た当時より、とんでもなく情が移るこの「埼玉県警ゼニブル」なのです!
それを、そんな情が移りまくる『ブルーバードSSSのパトカー仕様』を、「カリ城」系ミニカーに火がついちゃったこの時期に放り込まれたわけです、トミカによって!!! (下、Amazonの画面)
私がこの「カリ城」ミニカー増殖のブログ第1回をアップしたのが、今年2019年9月9日でした。そして、このゼニブル・ミニカーと言っていいようなブルーバードSSSパトカー仕様の発売は同2019年9月14日ですよ・・・。これはもう、買うしかないですよね。いや、むしろ買わないとバチが当たる。神様が「ほらこれだよ」って言ってる。そう思うしかないタイミングですよね。
ということで、当然のごとく購入です。
1台あたりのお値段は急にアップ!!
ジャーン!
今回、1台購入にとどめた私を褒めて欲しい。
残念ながら、車体には埼玉県警の文字はなく、「警視庁」と書かれていました。埼玉県警と書かれていたら、5台買っていたでしょう。
ここで、私の中にある一つの仮説が浮かんできました。トミカの内側に関するある仮説。次回はゼニブル、もとい、ブルーバード・パトカーのレビューとその仮説について書きます。
現在、原田爺布のカリ城関係のミニカー数・・・
・ドリームトミカのフィアット500、4台
・トミカプレミアムのフィアット500F黄色、1台
・トミカプレミアムのフィアット500F白色、1台
・トミカのシトロエン2CV赤、1台
・マジョレットのシトロエン2CV黄、1台
・トミカリミテッドヴィンテージブルーバードパトカー、1台
計、9台。
※映画「ルパン三世 カリオストロの城」のアニメ画像はお借りしています。
原作:モンキー・パンチ©TMS
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