6202023 詩

「朝、都市、光(電気ナイフ)」

色を持たない朝が
酩酊を選んだ街を包んでいく

眠りを知らないアスファルトを
怒りを忘れた身体が踏み往く

18、9℃が鼻を抜け
僕らはちょっと死んでみたりする

静かな喧騒
平穏な戦場
清かな異臭
正しい矛盾

静かな喧騒
平穏な戦場
清かな異臭
僕らのいる

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