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赤い絨毯は雨に濡れる

前回の更新から少し期間が空いてしまいました。9月は"これだ!"という被写体も少ない(yokky協会、yokky調べ)のでノンビリしておりました笑。

最近はすっかり秋の気配が強まり、山の方では紅葉が始まりましたね。毎年10月はハードです笑。

さて、今回は9月唯一写真に収めた『曼珠沙華』、通称『彼岸花』を掲載してみます。場所は昨年も訪れた埼玉県『巾着田』です。


『巾着田曼珠沙華公園』
それは全国でも1.2を争う彼岸花の名所ではなかろうか。最寄りの『高麗駅』では多くの人が赤い絨毯目当てに電車を降りる。

その名前の通り巾着袋の形をしているのが地理的にもポイントが高い。

日和田山より臨む巾着田

この巾着袋に沿うように高麗川が蛇行している。

『曼珠沙華まつり』が開催される9月は入場に500円かかる。見頃時期はごった返すのでベストショットを収めるには朝一番(7:00~)が良い。だが、遠方からは厳しい・・・泣。

複雑な?思いを胸に今年もこの地へやってきた。


一面に咲く曼珠沙華

入場してすぐ眼前に広がる赤い絨毯。3度目の来訪だがいつ見ても圧巻の光景に驚かされる。

今年は雨~曇天で日が差す気配がないが、しっとりした麗しの赤を楽しむことにする。

水滴をつけた曼珠沙華

花弁と水滴。アップで写すマイクロレンズが欲しいものだ・・・。

ちなみに曼珠沙華のおしべは先端が黒くなっていて、めしべには黒い部分がないらしい。今年も一つ賢くなった。

枝の分かれ目から生える曼珠沙華

絨毯の中を歩いて行くと凜々しく咲いた白い花を見つけることができる。『シロバナマンジュシャゲ』と呼ばれるものらしく、繁殖力が弱く本州では珍しいもののようだ。

多くの人が物珍しそうにスマホを向けていた。

シロバナマンジュシャゲ
花言葉は「純粋」「尊敬」「清らかさ」

曇天にもかかわらず、今年も敷き詰められた赤い絨毯の中を大勢の人が歩いていた。

長引く夏の影響で曼珠沙華の開花は例年少しずつ遅くなっていて、今年の見頃も9月終盤となった。来年も恐らく同時期になる。

来年も見たいが高山の紅葉と重なってくるのが悩ましい・・・(休みを増やしてくれ~)。

賑わう曼珠沙華公園

以上、今年9月の巾着田の光景でした。

今年は天気には恵まれなかったものの昨年よりも"The 絨毯"という写真を残すことができたように思います。日が当たるとやはり美しいのですが、腕が少しは上がったでしょうか笑。

光差す曼珠沙華(2023年9月撮影)

帰りは去年と同様お隣の『日和田山』に登頂して巾着袋を眺めてきました(冒頭の1枚)。こちらも気軽に登ることができて見晴らしも良い低山として人気です。ぜひ合わせて訪れてみてください。

季節の変わり目。体調を崩さぬように用心しつつ、次の絨毯を探す旅に出るのでした。

それではまた次のnoteで👍

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