神の降りる地
日本には数多の美しい自然があるが、誰もが知る"絶景"の代名詞は『上高地』ではなかろうか・・・。
最後の一室となっていたお宿を予約して、千葉から遠路はるばるやってきました。
前日まで"晴れろ晴れろ~"と祈り続けたものの、祈願むなしく・・・。ということで雨の自然美をどうぞ!
大正池
夜明け頃、まだ誰もいない湖岸へ下る。ホテルに宿泊するメリットは早朝の幻想的な光景を目にできることだと思う。
霞がかる池をしばらく眺めてから遊歩道を進んでいく。
こだまするのは野鳥の声。バードウォッチングも楽しそう。声を頼りに目を凝らし、美しい1羽をようやく見つける。
今回の行程では『ルリビタキ』には出会えずであった・・・。次来るときには望遠レンズを携帯してこよう・・・。
田代湿原・田代池
かの有名な『河童橋』に向かう道中、湿原に出くわす。後ろの山々には雲がかかって日本画のような光景。
すぐ側には小さな池があり緑を映す。
遊歩道沿いの木々は青々として美しい。ところどころハンモックのような蔓が木々の間をつないでいる。
河童橋
"人が増えてきた"と思ったら『河童橋』は近い。
平日に休みを取ってきたのに結構な賑わい。流石に穂高連邦は雲に覆われて見えないが『梓川』は雨でも青い。
立ち並ぶ喫茶店で小休憩。軽食を摂ってゴールの『明神池』へ向かっていく。
岳沢湿原
梓川左岸ルートは通行止めだったので右岸ルートで進んでいく。
しばらく行くと木道の整備された湿原にでる。
湿原周辺でサルの軍勢と遭遇。人慣れしているのか木道を堂々と歩いてくるので道を譲る。どうぞどうぞ・・・。
途中渓流の合流や小さな池を見ながら進んでいると、なんと晴れ間が差してきた。
夏を忘れる涼しさの中、木漏れ日が差すと本当に心地よくて家に帰りたくなくなる。
明神池
目的地は大明神。鳥居をくぐると食事処もあって旅の終着点にふさわしい。
一之池と二之池があり、どちらも周りを歩くことができる。湖面は終始凪いでいてリフレクション好きには喜ばしい。
古くから"神降地"と称えられてきたこの場所は、未来永劫美くあってほしい。そう祈って帰途についた。
穂高連峰と青い梓川が有名な『上高地』ですが、雨のしっとりした雰囲気も綺麗でした。本当に美しい場所では天気は関係ありませんね。
最高気温が22℃と暑さを忘れることができますし、毎年夏になったら通ってもよいかもしれません!いや毎シーズン来てもよいですね、ここは笑。
次は晴れると良いな!
それではまた次のnoteで👍
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