マジカルバナナという思考力のトレーニング
マジカルバナナを子どもとやってみる。
意外と続けることが難しいゲーム。
おそらく誰でもやったことのあるゲームのひとつかと思います。
よくある連想ゲーム。
単語から連想する単語を見つけていく。
♪バナナといったら黄色♪
♪黄色といったらレモン♪
♪レモンといったらすっぱーい♪
このすっぱーい♪の語呂の悪さが気になる人は結構いるはず。
そしてその後の♪すっぱいといったら〜、の部分はもの凄いかけ足感。
改めて思考力を鍛えていくのに、マジカルバナナは理にかなっているなと思いました。
いわゆる単語から抽象化させて、共通する項目を探していく。
この具体と抽象の往復にマジカルバナナは、割と有効になるなと思います。
思考力は後天的に身につけることがができると言われています。
マジカルバナナはその分かりやすい例になるも、それ以外にも思考力を上げていくトレーニング内容について、自分が試して効果のあったものについて。
▶︎言葉つなぎ
いくつかの単語を選んで文章を作成してみる。
例えば「プール」「犬」「ドーナッツ」など、あまり関係なさそうな単語からストーリーを考えてみる。
例文↓
子どもと「ドーナッツ」を買いに行った帰りに、水浴びをしている「犬」を見て、今年に行った「プール」での楽しかった話しになった。
これによって、思考の階段を増やしていくことができる。
同じ単語で別のストーリーを考えたり、単語を3つではなく5つに増やしていくことで難易度を上げて、思考の階段を増やしていく。
これが最も有効な場面は何かを発表するとき。
なんとなく言いたいことは決まってるものの、まとまりが悪い。
どこか浅い発表内容になってしまう。
そんな時に、話しをしようと思ったキーワードを紙に書き出し、言葉を繋いでいく。
自分もまだ道半ばではあるものの、繰り返していくことで、体感的ですが上手くなっていきます。
▶︎なぜ?どうして?を繰返す
目についたニュースでも、ポスターのデザインでも良いので、なぜ?どうして?を3回位くり返していく思考トレーニング。
その上で自分なりの解決策もセットに考えていく。
最近自分が行ったなぜ?どうして?はみすず学園のポスター
一度は疑問に思いながら、通り過ぎてきた「みすず学園」のポスターを考察。
本当に勝手なことを言いますが、あくまで連想ゲームのノリで。
「みすず学園ポスター広告のなぜ?」
塾としてしっかりと成果があるのに、なぜ紀元前後のキャラをコスプレするのか?
合格率という分かりやすい結果にコミットするためには、勉強に集中する環境作りのためにあえて緊張と緩和の要素としての狙い。
または少子化が進む日本では塾業界も年々、縮小していくと予測。
(実際2019年より塾市場は大幅に減少)
そのため、進学率には自信もあるし、インパクトを残せるブランドイメージを築いていく。
加えて得意は英語と言いながら、日本的なキャラを用いることで一度見たら忘れない。
まずは検索してもらうことを狙いにして、ホームページでは広告とはギャップを持たせて、具体的な計画や誰が見ても安心できる内容を、掲載していくことで集客を見込む。
みたいなことを電車の中吊り広告のニュースより、思考を深めていくトレーニングを重ねていく。
この取組みは仕事で生きる場面が多いです。
問題における仮説の質が上がります。
解くべき課題をどう設計していくか。
テレビのニュースやネットニュースは分かりやすく届けることもあり、表層的な情報になりやすいです。
その背景や前提を深く段数を意識して考えていくことで、深い思考力を身につけていく。
日常的な取組みから、質が向上していく感覚を掴むことが出来るのでぜひ。
思考力も筋力と同じ継続的な取組みで効果が分かれるみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何かのきっかけになれば幸いです。