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「この程度の自分」を受け入れる

「この程度の自分」
と認めるのは、
正直言って怖いです。

本当はもっとできるけど、
「環境が整っていない」
「状況が悪かった」
だからうまくいかなかっただけ。

私が本気を出せれば
もっとうまくいったのに。

と、思っていられれば
自信を持っていられるし、
強気でいられます。

うまくいかないことがあっても、
誰かや何かのせいにできますから。

でもそれでは、
限界が来ます。
それは、
本当ではないからです。

私は、
「この程度の自分」と
認めざるを得ない出来事に
ぶつかりました。

そこから立ち上がるには
自分を「この程度だ」と認め、
降参するしかありませんでした。

それはそれは、
苦しい時間でした。

でもその苦しみの先には、
優しい世界が待っていました。

怖いと思っていたその世界は、
本当は全然怖くありませんでした。

インスタやnoteを始めたり
占いをやっていると公表したのも、
「この程度の自分」を
認めることが出来たからです。

例えば、「投稿しても、
誰も見てくれなかったらどうしよう」
と思っているうちは、
怖くて始められませんでした。

でも、
「この程度の自分」を受け入れてからは、
誰も見てくれなかったとしても、
怖くないと思えるようになりました。

大きく活躍したいと思うけど、
そんなことができないことも
分かったからです。

この程度の自分じゃなければ、
私は今、この場所にはいません。
とっくに
大きな活躍をする舞台に
立っていたことでしょう。

そうじゃないという事は、
そうじゃないんです。

私はそれを、受け入れました。

その現実を受け入れて
はじめて、
「じゃあ、どうするのか?」と、
本当の本音と向き合うことが出来ました。

本当にそれがやりたいのか?
本当にそれを手にしたいのか?
だとしたら、
今の私に、何ならできるのか?
現実的な一歩として
何を踏み出せばいいのか?
と、考えることができたのです。

そうやって導き出された答えは
具体的ですが、
地味な小さな一歩
でした。

自分を高く見積もっているうちは、
現実離れした
夢のようなことしか思いつきません。

そして、
その夢のような自分に
なれていない!
そのような環境に
身を置けていない!と
がっかりし、焦るのです。

それではいつまでたっても、
現実は動き出しません。

夢を見たままの自分で
誰かのせいにしたまま、
時間だけが過ぎていくのです。

現実を動かそうとしたときには、
地味に小さな一歩しか
踏み出すことはできません。

その小さな一歩を踏み出したところで、
目に見えて成果が出ることもないし、
大きく現実が動くこともありません。

それでも
そうするしかないと知りました。


不思議と
「この程度の自分」と
認めることができてから、
以前よりも
自分のことが好きになりました。


周りにいる人たちのことも
もっと大事に思えるようになりました。

この程度の自分でいいし、
この程度の自分だから、今があります。

そして、
この私だからこそ、意味があるのです。


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