白鳥おかえりなさい
越冬の為、シベリアから白鳥が戻ってきました。多くはここよりもっと南を目指すのでここは休憩所でしょうか。
まだ灰色のコ達が混ざっています。今年生まれの若鳥でしょうか? 家族なのかと思うとほのぼのした気分になります。毛繕いしてると見てましたが、帰って撮ったものを見てみたら片足立ちでした。凄い!!
飛んでる白鳥も撮りたいな〜と待機していましたが、なかなかやってきません。そうこうしているうちに一斉に白鳥達が鳴き始めました。見ていなかったので、ケンカでもしていたのかな?と思っていたのですが、しばらくすると降りてくる白鳥が増えてきました。呼んでいたのなら面白いですね。
ここはそんなに大きくもないし、見ての通り水深もあまりなく、安全そうではないのだけど、川なのにほとんど止水なので過ごしやすいのかもしれません。でも、夜まで居たところはあまり見たことありません。
薄曇りの淡い光の中佇む白鳥やカモ達を、ちょっとしたバードサンクチュアリのようだと景色を眺めていたら、白い鳥の中にダイサギ?が混ざっていました。ダイサギも大型の鳥と思うけれど、こんなに体格差があるのですね。動きながら獲物を探していましたが、狩りはあまり上手くいっていなかったような感じがします。
上空にはトビがくるくると空を回っていました。近くに牧草専門の農場があって、そこが餌場になっていて、ハシボソガラスと共用している…とはいえ仲は悪そうです(笑)
トビはいつも居ますし図鑑でも留鳥となっていますが、冬になるとあまり見かけなくなります。ちょうどこの頃に鷹柱を形成しつつ移動するトビも見かけますし、ちょっとだけ過ごしやすいところに移動するのかもしれませんね。みんな無事に冬を乗り越えてほしいです。