狂った鳥と書いてノスリ
農耕地に行くと電柱のてっぺんや電線、高い木の上にいるノスリはカラスくらいの大きさの猛禽類で鷹の仲間です。
だけど羽を広げた幅は140センチにもなるので飛んでる姿はカラスよりずっと大きく、トビと見間違えるほどです。
お腹に茶色の帯が入るのが特徴で、個人的には足が黄色なのが猛禽類らしくて好きです。
この鳥の名前ですが、私のスマホだと変換出来ない漢字で、狂の下に鳥と書いてノスリです。他の読み方はやっぱり『きょう』です。
何故こんな漢字があてられたのか不思議で、ずっと調べているのですが由来は不明、ただノスリはネズミや昆虫などを食べて暮らしているので、鷹匠さんなどにオオタカやハイタカもしくはハヤブサのように人様に役立つ獲物を獲れなくて『くそとび』と呼ばれていたようです。
高いところでのんびりしているノスリですが、寛いでるわけではありません。しっかり獲物が来ないか監視しているのです。
前にチュウヒのように低空で飛んでいるところを見たことありますが、かっこよかったです。
トビのように死んだ動物をメインに探しているより、ちゃんと狩りをしているのに変な呼ばれ方されてノスリは心外ですよね。
でも最近ノスリがスズメを捕まえてたと聞いたので、やれば出来る子のようです。
猛禽類は大変視力がよく、あまり近づくと逃げられてしまうので、撮影においては、私の技術力が乏しくあのギョロッとした目がちゃんと写せてないのが心残りです。
いつもその暗闇の奥で何を見ているの?なんて思っちゃってます(笑)