ヤリス・ハイブリッドに1年ちょっと乗ってみて
一昨年は結局ガソリンの補助金が続けられましたが、無くなっていたらガソリンはリッター190円台になると計算して、辛坊たまらんと乗り換えを決意して買ったヤリス・ハイブリッドでしたが、良かったのかどうかちょっとわかりません。
この車、冬の燃費が悪すぎます
買ったのはハイブリッドXのFF(MXPH15型)、マイナーチェンジ直前の最終型です。とにかく燃費優先でオプションもほとんど付けませんでした。とにかく拘った燃費はカタログ値を超える37km/Lを記録(メーター読み)で最高だな、こりゃ!と思ってましたが、冬場は24km/Lまで下がります。気温がマイナス10度以下になると、全くバッテリー駆動しなくなり、寒冷地テストしてないんじゃないか?トヨタさん?と勘ぐってしまいます。
ハイブリッド車が冬に燃費悪くなるのは暖房にエンジンの冷却水を使っているせいです。空調の設定値に細かく反応し、温度を低く設定するほどモーター駆動するようになるみたいで、冬のオーバークール対策をしている人が沢山いることが、みんカラなどで読み取れます。ですが、
空調切っても駆動しないモーターって何ですか?
全く役立たずじゃないですか。冬を迎える度にマイルドハイブリッドのアルトにしておけば良かったってつくづく思います。
もし買うならOPTはコレを絶対選べ!
シートヒーター
アクセサリーコンセント
冬場の暖はシートヒーターに頼って、もしもの時には小型の電気ストーブを使えるようにしとくのが賢い選択だったのかもしれません。特にドライブ好きで仮眠するとか車中泊を考えている人にお勧め!(シートがフラットに出来ないので車中泊はお勧めできません)
メーカーに要望
やっぱり寒冷地仕様にサーモスタットの変更(でどうにかなるかわかりませんが)や、ハイブリッド車はグリルの開口部を少なくすること!特にグリルについてはガソリン車もあるので変えられなかったと想像しますが、クラウンやハリアーを見ると開口部が少ないのですし、バンパー自体と一体成型ではないので可能なはずです。ちなみにグリルに雪詰めて走ってもオーバーヒートを起こすことはないので問題も無いと思います。
そもそも今時の車はコンピューター制御しているところが多く、随時書き換えもしているはずです(プリウスではCMでも言ってますよね?)。素人考えではありますが、ヒーターと水温の制御くらい簡単そうとしか思えません。ディーラーの営業さんも売ることばかり考えないで、そこまで知識付けておいて説明して欲しいものです。ホント担当の営業マンはカタログしか見てない私より車のこと知らなかった気がしてます。
冬になると外にいるとの変わらない防寒着を着込んで凍えながら車に乗っている身としては絶対に文句言いたかったのです。しかも、政府は一部ガソリン車を含めても、車は贅沢品と決めつけガソリンの補助を止めるつもりです。2024年問題から路線の縮小を続けているバスや、赤字続きで会社自体を立て直すことに精一杯なJRに頼れない地方民を見捨てて本当に腹立ちます。
まして経済界と結託したとしか思えないEV車の推進。買い替え需要で経済を潤すつもりなんでしょうが、EVスタンドは一軒家にしか付けられない構造なのわかっているのですか?? 一部マンションでは設置始めたところもありますが、誰もがそこに住めるわけじゃないですよね?家を新築したとしても、万が一引っ越さなくてはならなくなったとき持ち出せる構造になってないじゃないですか!?
廃棄することになるバッテリーの捨て場や、寒冷地では充電不足になりがちな問題とか解ってやっているのか政府に問いたいです。政治家も年寄りばっかりで口では子供にツケを残さないなんて言ってるけど、自分だったら老い先短い身考える必要無いよって思いますもん… マズい文句止まらないのでこの辺で。